スティーヴン・キングの長編「ダーク・タワー」の映像化を手掛けるロン・ハワードと NBC ユニヴァーサルが、俳優ハビエル・バルデムに主人公ローランド役を正式に依頼したことが分かりました。米サイト Deadline が報じ、スティーヴン・キングのパーソナルアシスタントもキング公式サイトの掲示板で出演依頼が事実であると認めています。ハビエル・バルデムがこの依頼を引き受けるかが注目されます。
Javier Bardem Wanted For 'The Dark Tower' - Deadline.com
Official Casting News - スティーヴン・キング公式サイト掲示板
キングのアシスタントであるマーシャ・デフィリッポが「今回の発表は Deadline Hollywood を通じて行われました」と書いているので、Deadline が業界の噂を取り上げたというものではなく、この記事内容は信頼性の高いものです(そもそも記事執筆者のマイク・フレミングが映画業界の看板記者の一人らしいですが)。
記事内容から重要な部分をピックアップ
- 出演依頼は正式なものだが、本格的な交渉(formal negotiations)はまだ始まっていない
- アキヴァ・ゴールズマンは映画第1作の脚本を書き上げた
- 映画第2作は映画第1作が終わったところから始まる(つまりその間に放送される、6-8時間とされるTVミニシリーズはその2作品のストーリーを直接つなぐものではない)
- 映画第3作について、「再びオリジナルキャストが出演する」とある(映画第2作後の、ローランドが10代の頃を取り上げると思われる TVミニシリーズ第2部ではローランド役にもっと若い役者が当たるという予測が正しそう)
他にディフィリッポは「バルデム氏が引き受けたかどうかは把握していないが、もし彼にその気がまったく無いなら、おそらく彼ら(ハワードら)は今回の発表をしなかったでしょう。」「スティーヴはこのオファーをうれしく思っており、"a very good choice"だと考えている」「他の出演者についてはまったく聞いてない」とも書いています。とりあえず出演決定が正式に発表されるのを待ちましょうか。