2010年11月29日月曜日

ブックマーク放出

ブックマーク(お気に入り)に入れたものがたまってきたので、一気に紹介していきます。キング関係ないよね?っていうのもあります。

スティーヴン・キングが語る「小説家として成功するために知るべきすべてのこと」 - GIGAZINE
キングネタを GIGAZINE に先取されるとか。とはいえ、これほど丁寧に訳す事は私の場合ほとんど無いので GIGAZINE に紹介してもらって良かったか、と。



DARK TOWER その39 - アメコミとラーメン(改題)
キング&アメコミファンの方が運営するブログ。グラフィックノベル版「ダーク・タワー」を1巻ごとに、おそらく番外編も入れて全巻レビューされているのだと思います。



「パリ、ジュテーム」ホラー版でジョー・ダンテ、ヴィンチェンゾ・ナタリ、北村龍平ら豪華監督陣が競作へ - allcinema
「パリを舞台にした大ヒット・オムニバス映画「パリ、ジュテーム」のホラー版「Paris I'll Kill You」が計画されていることが明らかとなった模様。」
北村龍平監督といえば、キングの短編「自宅出産」(原題: Home Delivery)の映画化を手掛ける話があるのは以前にご紹介したとおり。「自宅出産」の映画化計画は、StephenKing.com でも紹介されているものの、計画が明らかになって1年以上経ちますが続報はありません。



Twitter / ブラインド・ガーディアンは・・・ - @terry213448
ブラインド・ガーディアンは、マイケル・ムアコックの“エターナル・チャンピオン”、スティーブン・キングの“ダークタワー”、トールキンの“指輪物語”なんかをネタにして曲を作ってます。
ほー。



S・キング調の韓国映画『ベストセラー』 - テラノ家の朝飯
日本では12月4日に公開される、韓国のサスペンスホラー映画「ベストセラー」についての記事。
「『シャイニング』と『ミザリー』となんとかと、といった具合にスティーヴン・キングが彷彿としてくる上質ホラーミステリーで」
ということらしい。「なんとか」は「シークレット・ウインドウ」ですかね。見たいけど近畿の上映予定が無いようで残念。



ジェフリー・ディーヴァー日本滞在記(その1) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
先日ジェフリー・ディーヴァーが来日した際に、日本で迎えた文藝春秋の中の人による滞在記。

ディーヴァーさんに質問! た ま む し い ろ
こちらもディーヴァー関連の記事で、サイン会の様子を紹介している。ウイスキーの質問した人がすごい! ちなみにディーヴァーも「キング絶賛」作家の一人です。



村上春樹 カット・メンシック - 新潮社
眠れなくなってもう十七日――。ある日突然不眠に陥った主婦の不思議な世界を描いた村上春樹の名作『眠り』が、 20年ぶりの全面的な改稿を経て登場! ドイツ語版の、濃紺と銀をふんだんに使った美しいイラストレーションや、著者自身による書下ろしの「あとがき」も収録、タイトルも『ねむり』に一新されました。
短編集「TVピープル」収録の「眠り」が改稿されて、単行本として発売される。11月30日発売だから書店にはもう並んでいるでしょう。Amazon はもう出荷している模様bk1 はこちら

2010年11月18日木曜日

来年は「キャリー」も、第2回午前10時の映画祭

第二回午前十時の映画祭「ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」「キャリー」

50-70年代を中心とした外国傑作映画を上映する「午前10時の映画祭」、その第2回が来年2月から開催されます。スティーヴン・キング関連では、第1回の上映作品だった「ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」のほか、「キャリー」が上映作品に加わりました。

第二回午前十時の映画祭

上の画像は「午前十時の映画祭」公式サイトからです。「キャリー」は第1回から参加していた映画館で、「ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」は第二回から参加する映画館で上映されるということです。どの作品も各映画館ごとに1週間だけの上映なので、お見逃しなく。

「第二回午前十時の映画祭」上映スケジュール
キャリーショーシャンクの空にスタンド・バイ・ミーその他一覧


「第一回午前十時の映画祭」上映スケジュール
第1回もまだ開催中です。
ショーシャンクの空にスタンド・バイ・ミー第一回上映作品一覧


ちなみに「ショーシャンクの空に」は、第1回も第2回も東京の映画館から上映がスタートしているから、興行的に一番の目玉作品として扱われてるのかなあと。

2010年11月17日水曜日

コミック版「タリスマン」第2シリーズの出版予定が消滅

Lilja's Library に The Talisman is on hold という短い記事が掲載されました。グラフィックノベル版「タリスマン」の第2シリーズが保留され、それについて何の説明もない、という内容です。以下はその補足です。

コミック版「タリスマン」は、米 Random House グループの Del Rey 社から当初 6巻*4シリーズの計24巻が刊行予定でした。2010年3月までに第1シリーズ"The Road of Trials"の全6巻が、さらにそのコレクション集であるハードカバー版が 2010年5月4日に発売されています。HC版発売と同じ頃に、第2シリーズのタイトル"A Collision of Worlds"が発表されましたが、半年経った現在まで第2シリーズは発売されていません。このスケジュールが明らかに遅れていると考えられる状況に関して Del Rey の発表はありません。

これについて StephenKing.com の公式掲示板の管理人(キングのアシスタントでもある)は、「Del Rey が少なくとも当面は第2シリーズを出版しないことに決めた。今後も再開されるとは思いません」と書いています。また、メールで問い合わせた人に対する Random House の回答は、「現時点では、コミック版『タリスマン』の続きを出版する予定はありません」というものだったようです。

と、そういうわけで、第2シリーズは単にスケジュールが遅れているのではなく、出版予定が存在していないとのこと。今後も出版されることがないとは言い切れないものの、情報をざっと追った感じでは実質打ち切りと考えても良さそうです。

2010年11月14日日曜日

「ダーク・タワー」映画第1作について小ネタ

映画版「ダーク・タワー」第1作の公開予定日が2013年5月17日に決定されたことは最近お伝えした通り

また、監督ロン・ハワード、脚本家アキヴァ・ゴールズマン、製作ブライアン・グレイザーのトリオが映像化に取り組むと正式に発表されたのは米時間9月8日のことでしたが、4月末にはすでに米 Deadline などが「その3人による映画3部作+TVシリーズ」の構想があると報道していました。

ところで、映画「ダーク・タワー」第1作についてひとつ気づいたことがあります。自分で発見したほうが面白いことではあるので、念のため隠しておきますが、気になる人は下の小さい画像をクリック。小ネタです。
↑ に画像あり

2010年11月9日火曜日

短編集"Full Dark, No Stars"発売

本日11月9日はスティーヴン・キングの新しい短編集"Full Dark, No Stars"の発売日です。"Full Dark, No Stars"には、いずれもこれが初出となる4作品が収録されています。

Cover image for Stephen King's Full Dark, No Stars
"Full Dark, No Stars"北米通常版ハードカバーの表紙画像

Cover for Stephen King's Full Dark, No Stars published by Hodder & Stoughton
"Full Dark, No Stars"イギリス版ハードカバーの表紙画像

"1922"
"Big Driver"
"Fair Extension"
"A Good Marriage"
収録されるのは上の4作品。タイトルのリンク先は、北米通常版を販売する Simon & Schuster の特設サイトです。各作品についてキングによるライナーノーツのほか、作品紹介、試読・視聴(オーディオ版)ページがあります。


また、イギリスで"Full Dark, No Stars"を出版する Hodder & Stoughton 社が制作したトレイラーが YouTube で視聴可能です(1922Big DriverFair ExtensionA Good Marriage)。このトレイラーは、各作品の登場人物や背景設定を正確に描写することよりも、各作品の「フレーバー」を伝えることを目的として作成されており、小説と一部内容が異なる場合があることに注意してください。


"Full Dark, No Stars"は通常版ハードカバーのほかに限定版もあります。また、電子書籍として、アマゾン Kindleバーンズ&ノーブル Nookアップル iBooks などで利用可能。オーディオ版もあります。


4作品はそれぞれ原稿段階で、
"1922" 96ページ
"Big Driver" 82ページ
"Fair Extension" 25ページ
"A Good Marriage" 63ページ
というページ数でした。これは原稿段階のページ数であり、実際のページ数とは異なりますが、各作品の分量の比率はこのとおりということなので、一番長い"1922"は一番短い "Fair Extension" の約4倍の長さがあるようです。


これまでこのブログでは"Full Dark, No Stars"を「中篇集」と紹介してきましたが、最近 StephenKing.com では"Novella"ではなく、"short story"のコレクション集と記述しているため、 短編集に変更しました。一冊に4作品を収録する構成は、中篇作品集と紹介される"Different Seasons" "Four Past Midnight"と同じですが、公式サイトの記述にあわせておきます。

ちなみに、ニール・ゲイマンが英ガーディアン紙でレビューを書いています


上は日本のアマゾンへのリンク、米Amazonサイトはこちら

2010年11月5日金曜日

スティーヴン・キング公式サイトのオフィシャルストアとか

キンググッズを多数販売しているサイトをキング堂さんが紹介しています。

キング・グッズいっぱい - キング堂 ブログ支店
Stephen King T-Shirts, Shirts, Tees & Clothing

たとえば次のような Tシャツとかマグカップが販売されています。
Stephen King Bangor house T-shirt
THE STEPHEN KING HOUSE FITTED T-SHIRT - CafePress
Dark Tower: The Guardians of The Beam Mug
The GOTB Mug - CafePress

ホウホウと見ていたら、これらを販売する CafePress というサイトには、スティーヴン・キングの公式サイト StephenKing.com も参加していました。The StephenKing.com Storehttp://www.cafepress.com/stephenking)が公式ストアです。StephenKing.com のトップページ右上の Links からたどれます。例えばこういう商品が販売されています。
StephenKing.com Official Store Trucker Hat
StephenKing.com Official Store Ceramic Travel Mug
帽子携帯マグ


この CafePress は「自分でデザインしたイラストや写真などを、Tシャツなどさまざまグッズに印刷して販売することを支援する企業のサイト」です。
  • ユーザーは画像をアップロードし、どのグッズに印刷するか決める
  • CafePress は CafePress Marketplace を通じて商品を販売し、オンデマンド印刷をして購入者に商品を発送し、料金代金を受け取る
  • 【商品が売れた場合】一般出品ユーザーは商品代金の10%を受け取る。月額有料プレミアムユーザーは自分専用ページも持つことができ、そのページでは CafePress がグッズごとに設定した金額に自分で上乗せ額を設定して販売することが可能でその上乗せ分を受け取れる(上乗せ額によっては Marketplace を下回る金額も設定可能)
というのが概略で、ドロップシッピングといわれるビジネスの代表例のようです。


StephenKing.com は有料プレミアムユーザーで、専用ページである公式ストアでは各商品を設定可能金額に 1ドルだけ上乗せして用意しており、その1ドルはすべてキングが設立した The Haven Foundationに寄付されます(The Haven Foundation は事故や病気などで仕事が出来なくなった出版関係のアーティスト(作家等)の生活支援をすることを目的とする非営利団体)。




CafePress で販売されているスティーヴン・キング関連商品について
StephenKing.com のオフィシャル商品は、上でも紹介した公式ストア(http://www.cafepress.com/stephenking)で購入できます。CafePress Marketplaceには StephenKing.com のオフィシャル商品の他にもさまざまなキング関連商品が登録されています。オフィシャル商品の場合、各商品ページの画像下に「Made by The StephenKing.com Store」と記載されています(下の画像参照)。オフィシャル商品は Marketplace ではなく オフィシャルストアで購入したほうがおそらく安いです。ただし、オフィシャル商品を Marketplace 内で購入しても、10%は StephenKing.com の(つまり Haven Foundation の)収入になるはずです。
StephenKing.com Official Products


また、ほかにもキングが所有するラジオ局のオフィシャルストア(Zoneradio.com - WKIT WZON WDME)があります。例えば、こういうTシャツとか。こちらのストア商品の売り上げはラジオ局運営に使われるのでしょう。
T-shirt WKIT radio station owned by Stephen King
WKIT Dark T-Shirt


さらにキングの許可を得て、The Dark Tower Compendum Store という企業?グループ?がダーク・タワーを中心に商品を出しています。専用ページで商品一覧が見れます。Marketplace の場合は「Made by The Dark Tower Compendium Store」と記載されています。


CafePress Marketplace にあるキング関連商品は、例えば T シャツスウェットシャツ(フード付き含む)ポスターバンパーステッカーマグカップ時計ベビー服ペット用フードボウルFlip(YouTube等アップロード用がメインのカメラ)などなど。他カテゴリーのキング関連商品へのリンクが Stephen King で検索したページの左サイドバーにあるのでご覧ください。残念ながら StephenKing.com公式ではない商品のほうが面白いです(笑)。まあ、Haven Foundation に寄付したいなら直接すれば良いだけですから、好きな商品を買えば良いと思います。


「これいいなぁ」という商品をいくつか紹介します。最後の枕(ソファークッション?)は笑ってしまう。
Study, Dammit T-shirt
"Read, Dammit!" Shirt StephenKing.com の中の人は"Study Dammit"と読んでいるらしい写真を印刷してある。この写真は 「『よくある質問』ぐらい読め、くそったれ」("Read the FAQ, dammit!!!")とジョークに使われたこともあるようです


Stephen King's The Stand artwork
The Stand Posters 米レンタルビデオ大手ブロックバスター関連のアートワークスタジオが作成したイラスト。おそらく『ザ・スタンド』に使われたことはない。


I'd rather be in Castle Rock, Bumper Sticker
Castle Rock Bumper Sticker 「キャッスルロックに住んだほうがマシだぜ」というバンパーステッカー


Nozz a La Mug
Nozz-a-La Mug 全部写っていないですが、"I drink Nozz a La"(ノッズ・ア・ラを飲んでる)と書いてある。その他のノッズ・ア・ラ商品


Dark Tower The Guardians of The Beam Clock
The GOTB Large Wall Clock ダーク・タワーの周りに12の守護者を配置した時計


Here's Johnny Infant Bodysuit
Here's Johnny Infant Bodysuit 映画『シャイニング』のセリフから。赤ちゃんの泣き声がこんな風に聞こえたら育児ノイローゼ末期。誰かに助けてもらいましょう。


Cujo Bowl Pet Bowl
Cujo Bowl ペット用フード皿「クージョ訓練中」(なんの訓練だ?)


Misery's Return Throw Pillow
"Misery's Return" Throw Pillow ポール・シェルダン著『ミザリーの生還』表紙イラストをあしらった枕。「ミザリーの生還」商品一覧