" Under the Dome " が2009年秋に発売予定

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StephenKing.com によると、スティーヴン･キングが執筆中と伝えられていた長編 " Under the Dome " の出版が2009年秋に決定したとのこと。

" Under the Dome " はキングが1980年代に書き始めたものの、結局未完のままで出版されなかった作品。つまり屋根裏部屋のボツ入れ箱にしまわれていた作品でしょう。今年5月のイベント Three Kings で再び取り掛かっていることが明かされていました。

" Under the Dome " の前に " The Cannibals " というタイトルだったことがある、というより " Under the Dome " と " The Cannibals " は、「それまで属していた社会から孤立したときに人はどう振舞うのか」というひとつのアイデアを基に違ったスタイルで書かれた別の作品であり、" The Cannibals " は「ニードフル･シングス」のような一種のコメディ、" Under the Dome " は完全なホラーであるらしい。

StephenKing.com の掲示板において今年7月に掲示板の管理人が伝えたところによると、「 " Under the Dome " の原稿は現在1100枚を超えており、完成時点では最低でも1800枚に達するとキング本人は考えている」。また、Lilja's Library によると「ダーク･タワー」の第5,6,7部（日本だと文庫8冊）が原稿にして約2500枚らしいので、" Under the Dome " は "IT" を超え "ザ･スタンド" と同じぐらいかそれ以上の長さかもしれません。


" Under the Dome " の冒頭部分をスティーヴン･キングが朗読している様子を Discussion on Writing with Stephen King の46分09秒から観られます。少なくとも冒頭部分はメイン州が舞台のようです。