ジョー・ヒル近影、公式サイトより |
「スティーヴン・スピルバーグが、スティーヴン・キングの息子の漫画作品をテレビシリーズ化!」より
映画だけでなくドリームワークスTVとして、テレビ作品もプロデュースしているスティーヴン・スピルバーグが、スティーヴン・キングの息子で漫画家兼小説家のジョー・ヒル(本名ジョセフ・ヒルストロム)の漫画作品「ロック&キー / Locke & Key」のテレビシリーズ化を計画していることがハリウッド・リポーター紙によって明らかになった。
同作は、ニュー・イングランド州の3人の子どもが、不思議な場所に通じるドアを持つ館の番をしている話になるそうだ。
今回スピルバーグは、映画『トランスフォーマー』シリーズの脚本家で、テレビシリーズ「Fringe / フリンジ」もプロデュースしているアレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、さらに映画『宇宙戦争』を執筆し、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」の製作総指揮をするジョシュ・フリードマンと組んでこの作品を手掛けることになる。
この「ロック&キー / Locke & Key」は、2008年にホラー作品などで有名な製作会社ディメンション・フィルムズが、TV/映画化権を獲得したようだが、現在はドリームワークスTV が、その権利を所有しているようだ。ただ現在、この番組をどこのチャンネルで放送するかはいまだ決まっていない。
引用ここまで
「漫画家」じゃねえよ(笑)、という話は tkr さんのおっしゃるとおり。正しくは原作者です。
それはいいとして、英語情報元?、たとえば
Steven Spielberg and Fringe's Kurtzman/Orci to Turn the Graphic Novel Locke & Key into a TV Show - Vulture
Steven Spielberg eyes 'Locke & Key' series - Hollywood Reporter
によると、放送チャンネルは未定ではあるものの Fox 系列で交渉中の模様。
このニュースの内容にちょっと見覚えがあったのですが、このブログでは今年2月の記事「"Locke & Key"の映画化、映画「スター・トレック」の脚本家チームが!?」で
- ディメンション・フィルムズが映画化権を手放した
- ドリームワークスが新しく映画化権を獲得した
- 脚本家アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチーの二人が参加
この独占情報をもたらした人物は、「"Locke & Key"の映画化権をディメンションが手放したあと、フランク・ダラボンが映画化権をほしがったが、ジョー・ヒルが拒んだため実現しなかった。ジョー・ヒルはスティーヴン・キングの息子だからね」とも伝えていますが、本当のことかどうかはわかりません。Latino Review は「信頼できる情報筋」と紹介していますが。とも紹介しました。今回のシネマトゥデイなどの記事で、2月の記事の出所が確かであったと分かったので、「ダラボンが映画化権をほしがったが、ジョー・ヒルが拒んだ」も事実だった可能性も高そうです。
ちなみに09年11月には、スティーブン・スピルバーグがスティーヴン・キングの長編"Under the Dome"のテレビドラマ化も手掛けるという話がありました。
「Under the Dome は HBO で TVミニシリーズ化」
「テレビ版 Under the Dome はスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮か」
ただし撮影や公開の予定日などについて続報はありません。
おまけ。フランク・ダラボンが監督する米テレビドラマ"The Walking Dead"の予告編が公開されました。タイトル通りゾンビものです。同題のアメコミが原作で、アメリカでは10月31日公開。