2008年7月18日金曜日

「ハートシェイプト・ボックス」がローカス賞処女長編部門を受賞!

ジョー・ヒルの長編第1作「ハートシェイプト・ボックス」がローカス賞(Locus Award)の処女長編部門First Novelを受賞した。

2008 Locus Awards Winners - Locus Online
2008 Locus Awards Finalists - Locus Online

ローカス賞処女長編部門候補作
City of Bones, Cassandra Clare (Simon & Schuster/McElderry)
Flora Segunda, Ysabeau S. Wilce (Harcourt)
Heart-Shaped Box, Joe Hill (Morrow; Gollancz)
The Name of the Wind, Patrick Rothfuss (DAW; Gollancz)
One for Sorrow, Christopher Barzak (Bantam Spectra)

Wikipediaによると
ローカス賞(ローカスしょう、Locus Award)は、英語圏におけるSF小説の文学賞である。

アメリカの老舗SF情報誌『ローカス(Locus)』の読者による投票で受賞作が決定される。一雑誌の主催する賞であり、世界SF大会(ワールドコン)参加者による人気投票といえるヒューゴー賞・SF作家などプロが選ぶネビュラ賞とは毛色が異なっている。ローカス賞はこの二大賞に次ぐ権威を持つとされており、受賞作の多くは宣伝文句に入れている。

この賞が発足したきっかけは、『ローカス』の初代編集者チャーリー・ブラウンが、1971年のヒューゴー賞の時に、投票者数が少ないのに業を煮やして自分の雑誌で新賞を創設するよう呼びかけたことから始まる。

ほかの候補作品は読んでないですが「ハートシェイプト・ボックス」はかなり面白いので違和感のない受賞です。

こちらはスティーヴン・キングのローカス賞受賞・最終候補ノミネート歴(たぶん)
http://www.locusmag.com/SFAwards/Db/LocusNomList.html#2853

ローカス賞(Locus Award) - 翻訳作品集成

ちなみにローカス賞処女長編部門最終候補のThe Name of the Windは邦訳が出ています。訳者代表は山形浩生。ハードカバー上・中・下巻で1000ページの大作。

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