前の長編「リーシーの物語」(文藝春秋)は上下巻ともそれぞれ約 350ページで 2400円だったので、「悪霊の島」はお得に感じます。まあ「ハードカバーじゃなくて最初から文庫で出せよ」という人には高いですが。
「悪霊の島」については 8月28日現在、ほとんどのオンライン書店が定価は 2500円と掲載していますが、(文藝春秋のサイトの方が価格を間違っているのでなければ)そのうち訂正されるでしょう。
『悪霊の島 上』(スティーヴン・キング・著、白石 朗・訳) - 文藝春秋
『悪霊の島 下』(スティーヴン・キング・著、白石 朗・訳) - 文藝春秋
『夕暮れをすぎて』(スティーヴン・キング・著、白石 朗・訳、他・訳) - 文藝春秋
「悪霊の島」
内容
事故で片腕を失った「わたし」は、仕事を引退、フロリダの小さな島に移り住む。波と貝殻の囁きを聴きながら静かに暮らす「わたし」だったが、徐々に島に潜むこの世ならぬものの影が……。やがて牙を剥く悪しきものの底なしの悪意。それは「わたし」の愛する者たちを容赦なく斃(たお)してゆく――。『シャイニング』や『呪われた町』の恐怖ふたたび! 真綿で首を絞めるような恐怖と容赦ない怪異に、円熟の筆による感動が加わった、恐怖の帝王の会心作。月光照らす海岸での最後の対決は悲しく切なく、涙なくしては読めない名場面です。(NS)
定価:2100円(税込)上下計4200円
ページ数:544ページ(上)、488ページ(下)
判型:四六判並製カバー装
初版発行日:2009年09月30日
ISBNコ−ド:9784163285009(上)、9784163285108(下)
「夕暮れをすぎて」
内容
愛娘を亡くした痛手を癒すべく島に移り住んだ女性を見舞った想像を絶する危機とは? 平凡な女性の勇気と再生を圧倒的な緊迫感で描き出す「ジンジャーブレッド・ガール」、静かな鎮魂の祈りが胸を打つ「彼らが残したもの」など、切ない悲しみから不思議の物語まで、天才作家キングの多彩な手腕を大いに見せつける傑作短篇集。
定価:670円(税込)
ページ数:352ページ
判型:文庫判
初版発行日:2009年09月10日
ISBNコ−ド:9784167705787
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