2009年3月30日月曜日

キングがレッドソックスのオープン戦始球式に

3月27日にフロリダ州・フォートマイヤーズにて行われたボストン・レッドソックス対セントルイス・カージナルスのオープン戦で、スティーヴン・キングが始球式を行いました。

レッドソックスで松坂がつけている背番号18のTシャツを着ていたようです(画像は AP通信から)。

2009年3月29日日曜日

2009年3月25日水曜日

リメイク版 "Children of the Corn" はアメリカで今年7月以降の公開か?

英語版ですが、1984年製作のスティーヴン・キング原作映画 "Children of the Corn" の公開25周年記念 Blu-ray 版が 7月28日発売されます。
Children of the Corn Announced for Blu-ray Blu-ray.com
Anchor Bay plans to bring the 1984 Stephen King inspired horror “Children of the Corn” to Blu-ray Disc in July - HighDefDiscNews


現在リメイク版 "Children of the Corn" がテレビ映画向けに製作中で、アメリカでは SciFi Channel で今年後半に放送とアナウンスされていましたが、この25周年 BD 版発売を伝える記事によると、リメイク版は Blu-ray 版の発売と同時期に放送されるようです。

リメイク版撮影時の写真
Bloody Pics of Malachai and Isaac in 'Children of the Corn'

リメイク版出演者のインタビュー記事
Children of the Corn's hot Kandyse McClure will make you forget Dualla
These cute kids? Evil, we tell you! EVIL! They're in Children of the Corn

リメイク版 "Children of the Corn" の日本公開についての情報はまだありません。

2009年3月24日火曜日

DARK TOWER: THE FALL OF GILEAD #2 のカバー

DARK TOWER: THE FALL OF GILEAD #2 のカバーが公開されました。たぶん通常版です。
Cover art of DARK TOWER: THE FALL OF GILEAD #2

これまでの通常版の表紙と印象が違います。写実的になったというか。下は THE FALL OF GILEAD #1 の通常版表紙。

マーベル・コミック版「ダーク・タワー」はこれまで JAE LEE と RICHARD ISANOVE が製作を分業。おもに Lee が線入れ(ペンシラー)、Isanove が色入れ(カラリスト)でしたが、The Fall of Gilead 以降は Lee が抜けて Isanove ひとりで続けているそうです。この#2 の表紙はおそらくはじめて、Isanove 単独で書いた表紙なのでタッチが違うのでしょう。これだと THE FALL OF GILEAD からは中のコミックも変化が見られそうです。(正確には Jae Lee は THE FALL OF GILEAD #1 で表紙だけは担当しています。Lee が止めた理由は不明。)

「ダーク・タワー」コミックシリーズの一部の表紙は次のリンクから見れます。
The Official Site for Dark Tower Comics - Marvel.com

コミック版「ダーク・タワー」第1シリーズ、Gunslinger Born 第1巻のデジタル版を無料で見れます。
Dark Tower: The Gunslinger Born #1 - Marvel Digital Comics

THE FALL OF GILEAD #1 は5月6日発売、#2 は6月発売。

Playboy 1983年6月号: キングのインタビュー

Playboy Archive
米 Playboy 誌が公式デジタルアーカイブ "Playboy Archive" を公開しました。創刊から2006年までの53年分を各年1号ずつですが、表紙、記事、広告まで一冊丸ごとデジタル化されています。

Playboy 初出の短編 "Willa" や "Mute" 掲載号はアーカイヴ化されていませんでしたが、1983年6月号の65ページから83ページまでスティーヴン・キングのインタビュー記事が掲載されています。
Playboy interview with Stephen King June 1983

"Playboy Archive" の閲覧にはマイクロソフト社の Silverlight が必要。
マイクロソフト Silverlight の無料ダウンロードページ

Silverlight をインストールしたら、"Playboy Archive" から1983年6月号の表紙を探してクリック(下の画像)、キーボードの十字キーか、画面下のスクロールバーで見たいページまで移動できます。画面左上にページ数が表示されています。クリックするごとに、拡大→拡大→元の大きさ、と変わるので見やすい大きさでどうぞ。
Playboy 1983 June issue Cover


追記: かんたんに読めるテキスト版はこちら
1983 Playboy インタビュー

2009年3月23日月曜日

"Under the Dome" の Synopsis

StephenKing.com に今年11月10日発売予定の長編 "Under the Dome" の摘要が公開されています。
On an entirely normal, beautiful fall day in Chester’s Mills, Maine, the town is inexplicably and suddenly sealed off from the rest of the world by an invisible force field. Planes crash into it and fall from the sky in flaming wreckage, a gardener’s hand is severed as “the dome” comes down on it, people running errands in the neighboring town are divided from their families, and cars explode on impact. No one can fathom what this barrier is, where it came from, and when—or if—it will go away.

Dale Barbara, Iraq vet and now a short-order cook, finds himself teamed with a few intrepid citizens—town newspaper owner Julia Shumway, a physician’s assistant at the hospital, a select-woman, and three brave kids. Against them stands Big Jim Rennie, a politician who will stop at nothing—even murder—to hold the reins of power, and his son, who is keeping a horrible secret in a dark pantry. But their main adversary is the Dome itself. Because time isn’t just short. It’s running out.
" Under the Dome " の冒頭部分をスティーヴン・キングが朗読している様子は Discussion on Writing with Stephen King の46分09秒ごろから観られます。(08年4月4日のイベント "Three Kings" のビデオ、ページ右の F をクリックで再生されます。)

"Under the Dome" の主人公がイラク退役軍人というのが面白い。というのは、キングはこの "Three Kings" で
読めないと将来は軍に入ってイラクに行くことになったり、まあなんだかそんなことになるぞ/"The fact is if you can read, you can walk into a job later on. If you don't, then you've got the Army, Iraq, I don't know, something like that,"
と話して一部から批判を受けていたからです。"Three Kings" 当時はまだ執筆中だったはずなので、元からこの設定だったのか、それともイベント後に変えたのかどうか気になります。

過去記事;
Discussion on Writing with Stephen King その2

左から米 Scribner 社版ハードカバー、英 Hodder & Stoughton 社のハードカバーとペーパーバック。

「バトルランナー」が元ネタのゲーム「スマッシュT.V.」

スタイリッシュ大虐殺! 『MADWORLD』で世界を殺せ!1 - ファミ通.com によると、「バトルランナー」を参考に作られた「スマッシュT.V.」というゲームがあるそうです。

スマッシュT.V. - Wikipedia から引用すると、
近未来のTV局が放送する人気番組「スマッシュT.V.」で行われる殺人ゲームという設定で、ビッグ・マネー、ビッグ・プライズの合言葉で一般公募の参加者を募っている。プレイヤーはそれに参加する命知らずの賞金稼ぎである。(中略)敵が屍の山となることより、主人公が蹂躙される様に観客は喜び歓声が巻き起こる。(中略)能天気で残酷な近未来世界は映画『バトルランナー』の舞台設定等に酷似しており本作の元になっていると思われる。
YouTube に動画があったけどゲーム開始のところは完全に「バトルランナー」ですね。
YouTube - Smash TV

「スマッシュT.V.」は Xbox 360 のクラシックゲームダウンロードサービス「XBox Live Arcade」で提供されているそうです。

2009年3月21日土曜日

キング原作ホラー映画10作の予告編集

Horror Movie Freaks! がスティーヴン・キング原作のホラー映画ベスト10を選んでいます。

順位は以下の通り。記事では、各映画すべてに YouTube にある予告編動画も紹介しているので、気になる映画があればリンク先でご覧ください。Silver Bullet とかまで YouTube にはあるんですねぇ。

10. Christine
9. Salem's Lot
8. The Dead Zone
7. Silver Bullet
6. Pet Sematary
5. Cujo
4. The Mist
3. The Shining
2. Misery
1. Carrie



古本屋

キャッチコピーって大事。

プログラマーkkの勉強/成長ブログ(@モバイル広告代理店ライブレボリューション) ~Ruby学習中 というブログの 人を惹きつけ人を動かす文章を書く方法 初心者にもわかるコピーライター養成講座 ~言葉で世の中を動かそう を読んで改めてそう思いました。ブログ主が受講したコピーライターの養成講座の課題が「古本屋のキャッチコピーを考える」だったそうで、良いキャッチコピーの例がいくつも挙げられています。
図書館の模倣犯は75人が読んでます。古本は1人しか読んでません。
そんな風に考えたことなかったけど、言われてみればそのとおりですね。古本屋の本にも慣れたので、今は図書館と変わらない頻度で使っていますが、数年前までは古本屋の本に対してだけ抵抗があったんだけど、論理的ではない行動だった。古本のほうが綺麗な場合も多そうです。

2009年3月19日木曜日

「ハートシェイプト・ボックス」の新しい表紙はヴィンセント・チョンのイラスト

「ハートシェイプト・ボックス」の表紙が・・・・ | スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室

ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」の表紙が新しいイラストに変わったということで、今日、本屋で見てきました。目から瘴気が漂い出てて恐ろしげだけど、すごく魅力的なイラストです。本の見返しを見ると、「20世紀の幽霊たち」と同じでやはり Vincent Chong の作品です。「十の罪業 BLACK」(キングの短編「彼らが残したもの」収録)の価格の高さにびびった(同時に怒りも感じた)直後でしたが、あわせて買ってしまいました。

新カバーのイラスト画像1 | Vincent Chong のサイト
新カバーのイラスト画像2 | Vincent Chong のサイト

このイラストは Subterranean Press 社発行の Heart-Shaped Box に使われてたもので、画像1のキャプションには "CRADDOCK" とあるから、「ハートシェイプト・ボックス」で幽霊になってスーツに取り付き、ジュードを狙った男(ジュードの元恋人の義父)クラドックですね。

JOE HILL Heart Shaped Box Sub Press SIGNED RARE 1/300 | ebay

ちなみにジョー・ヒルの最新長編 Gunpowder の PS Publishing 版の表紙イラストも Vincent Chong によるもの。小学館さんが Gunpowder の邦訳版にもヴィンセント・チョンのイラストを使ってくれたら嬉しい。

ジョー・ヒル "Gunpowder" の表紙イラスト画像 | Vincent Chong のサイト
Gunpowder (Hardcover) | Amazon.com

Vincent Chong のサイトには、キングの本に提供されたイラストが多くある。Pet SemataryLong Walk どちらもポーランドの出版社向け。他にもあるので後日紹介します。


2009年3月13日金曜日

ITに映画化のうわさ

Pennywise from Stephen King's IT
Variety と The Hollywood Reporter は、ワーナーが IT を映画化すると伝えています。

Stephen King's 'It' heads to theaters
Warner Bros. taps Kajganich for 'It'

脚本は Dave Kajganich(インベージョン)、製作は Dan Lin(Sherlock Holmes)、Roy Lee(アイズ)、Doug Davison (インベージョン)の名前が挙がっています。

テレビシリーズ版は今見ると最後が安っぽく見えてしまうので、現代の技術で作り直すのはうれしい。というか、大人パートだけ作り直すのもありだと思うんですが。
2009年4月9日追記
リメイク版「IT」はR指定に

2010年1月4日追記
追記:
映画"IT"リメイク版、脚本はほぼ出来上がる

2009年3月12日木曜日

Captain Trips ハードカバーと American Nightmares 発売

マーベル版「ザ・スタンド」の第1弾 The Stand: Captain Trips の全5巻のコレクション集 THE STAND: CAPTAIN TRIPS PREMIERE HC と、第2弾 The Stand: American Nightmares の第1巻が3月11日発売されました。

American Nightmares #1 の 4種類の表紙は、プレビュー画像5枚とともに次のリンクで公開されています。
The Stand: American Nightmares #1 in Stores This Wednesday - Marvel.com

数日前のエントリー、Captain Trips ハードカバー版発売イベントで脚本担当の Roberto Aguirre-Sacasa がサイン会 で、
The Stand: Captain Trips ハードカバー版はコミックショップのみの販売で、 Amazon では購入できません。
と書きましたが、Amazon.com にいくつかの出品者が出品しています(販売者は Amazon.com ではないから OK ということなんでしょうか)。アマゾンの出品者から購入するときはクレジットカード情報は出品者には渡されないので(たしか)、よく知らないコミックショップでクレジットカードを使うことにためらいがある人は、こちらを利用してはいかがでしょうか。
Stephen King The Stand Captain Trips Hardcover - Amazon.com

2009年3月8日日曜日

「マドンナ」に大量の IT が送りつけられる

CinemaCafe.net によると、歌手のマドンナさんにキングの「IT」が小説50冊、DVD(?)100枚が送りつけられるという珍事件があったそうです。

【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』ファンに吉報! 特製ボードゲームが発売に - CinemaCafe.net
より
また、マドンナにまつわる面白いニュースも。最近、彼女は都市から都市を、23歳の坊や・ジーザスと腕を組んで回っています。ロンドン滞在の折には、ある有名なゲイ・クラブに出向き、群衆を興奮の渦に巻き込んだそうですよ。彼らが誰に興奮したのは確かではありませんが…、なんてったってジーザスはピチピチの23歳ですからね! 一方、元夫のガイ・リッチーは最近、結婚生活の最後の方について明かしています。彼は、マドンナのことを指すとき、“アレ(It)を怒らせてはいけない”とか“今日のアレ(It)は不機嫌だよ”と、まるで彼女をモノのように話していたとか…。とにかく、これが公になったことがきっかけで、これを面白がった誰かから、マドンナ宛にスティーヴン・キングのホラー映画「It」が大量に届いたそうです。うわさでは映画「It」100本、原作小説を50冊も…。しかも各地にある彼女の家に送りつけられたそうですよ。
事件というかジョークです。

マドンナって今50歳なんですね。恋人が23歳で年の差は27。そういえば IT (小説のほう)も27年後に再び集まる話でした。(マドンナを It と呼んだのは元夫ですが)。それとマドンナは1958年生まれ。小説版「IT」の少年時代の設定も1958年。奇妙な一致が... キングのファンで、かつ、マドンナのファンである人はたくさんいるでしょうし、もしかすると送りつけた人はこの一致にも気づいていたかもしれません。

2009年3月7日土曜日

Captain Trips ハードカバー版発売イベントで脚本担当の Roberto Aguirre-Sacasa がサイン会

Aguirre-Sacasa Signs Stephen King's The Stand HC | Marvel.com

The Stand: Captain Trips ハードカバー版が発売される 3月11日に Captain Trips の脚本(Writer)担当の Roberto Aguirre-Sacasa がサイン会を開く予定であることが発表されました。

場所はニューヨークの Forbidden Planet NYC で午後6時から。
住所
Forbidden Planet NYC
840 Broadway
New York, NY 10003


The Stand: Captain Trips ハードカバー版はコミックショップのみの販売で、 Amazon では購入できません。いくつかオンライン販売しているコミック店を挙げておきます。
MidtownComics.com
TALES OF WONDER.COM
tfaw.com
ComicSupply.com
Hero Haven Comics
Forbidden Planet

2009年3月4日水曜日

(追記あり)映画「骨の袋」は今年夏、メイン州で撮影

AP通信の記事によると、映画版「骨の袋」(Bag of Bones)はメイン州が撮影候補地として挙がっており、今年2009年夏ごろの撮影開始を予定しているようです。また、映画版「骨の袋」の監督を務めるミック・ギャリスとプロデューサーがメイン州知事を訪ねて、制作費に対する州からの補助金を拡充製作時にかかる税金の免除を拡大してもらえないか、話し合う予定があるとしています(記事は3月2日付、このエントリーの投稿時点では会合は終了しているはずです)。映画版「骨の袋」の制作費は20万ドルが予定されている、とか。
PORTLAND, Maine (AP) — The film version of Stephen King's novel "Bag of Bones" may be shot in the author's home state.

Director Mick Garris and producer Mark Sennet are planning to meet Tuesday with Gov. John Baldacci and other officials about the possibility of expanding financial incentives available from the state.

Maine film industry advocates say "Bag of Bones" will be a $20 million production, and half of the budget would be spent in Maine. Filming could begin as early as this summer.

The novel is set in a lakeside summer home in a remote part of Maine where an author suffering from writer's block dredges up dark secrets following his wife's death.
ほんと余談ですが、以前Apple Store に掲載されていた、学校教育にマックを導入した事例の紹介記事によると、メイン州の前の知事の姓は King でした。どうでもいいですね。

追記:
ミック・ギャリスとプロデューサーのマーク・セネットは、メイン州で撮影するためには州からの財政的な支援の拡大が必要として、賃金税や消費税の免除などを求めており、これらが得られなければ、他州で撮影することも考えられているそうです。また配役は未定の模様。
Filmmaker Finds It Expensive to Film Stephen King Novel in Maine - The Maine Public Broadcasting Network
Film version of King novel may be shot in Maine - NECN.com(ミックギャリスのインタビュー動画。音声注意)
Movie makers considering King film here... - Morning Sentinel