2009年12月15日火曜日

スティーヴン・キング、12999ドルを寄付する

メイン州の新聞バンゴア・デイリー・ニュースによると、スティーヴン・キングと妻のタビサは、インディアナ州で訓練中のメイン州兵150人がクリスマスを自宅で過ごすために必要な送迎費用として12999ドルを寄付したとのこと。金額が半端なのは「13は不吉な数である」とキングが考えたため。

Kings paying way home for Maine troops - Bangor Daily News

今回帰宅できることになったメイン州陸軍州兵(Maine Army National Guard)は先週メイン州からインディアナ州の訓練地に移動したばかり。来年1月にはアフガニスタンへの赴任が予定されている。訓練スケジュールにクリスマス休暇は設けられていたものの、帰宅する予定ではなかったという。

キングに寄付を求めたのはメイン州の非営利団体 Operation Community Support。州兵をインディアナ⇒メイン⇒インディアナと送迎するために必要なバス2台分の費用 16700ドルのうち、13,000ドルをキングのアシスタントを通じて求めたところ、キングは「寄付する」と即答したという。ただしキングが「13」を不吉だと考えたため、スティーヴンとタビサが12999ドルを、キングのアシスタント Julie Eugley が1ドルを寄付することにしたとのこと。

記事は「インディアナからメインまでは片道15時間以上の長旅だが、アフガニスタンでの1年間の駐留前にクリスマスを家族と過ごせるのだからそれだけの価値はある」と伝えている。バスは23日にメイン州に到着、クリスマス後すぐに再びインディアナに向けて出発する。2001年以降、2300人以上のメイン州陸軍州兵がアフガニスタンおよびイラクに派遣され、9人が死亡している。

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