長年の Mac ユーザーでもあるスティーヴン・キングですが、もうすぐ発売されるアップルの iPad は購入する気がなく、「Kindle で十分だ」と Entertainment Weekly 4月2日号のコラムに書いているようです。
Stephen King Rejects iPad, Praises Kindle, Furnishes with Books - Publishing Perspectives
該当コラム“Inspector of Gadgets”はまだネットで閲覧出来ないのですが、一部文章を引用しているのが上のリンク記事。
キングは、アマゾンのキンドル2ローンチイベントにゲストとして登場し、キンドル独占供給短編"UR"を発表したほど新しいガジェット好きであるのは我々のよく知るところですが、iPad に対しては次のように述べています。
iPad を購入する予定はない。iPad がわたしの使っているキンドルよりも多機能であることは知っているが、そういった機能は必要ない。電子ブックを読む以外のこと、映画やテレビ番組の視聴、天気予報を調べたり音楽を聞いたりするためには、すでに所有する Mac を使う。読書についてキンドルはわたしが求める全てを満たしてくれている。
. I know it will do more things than my Kindle, but I don’t want more things. If I want other stuff — movies, TV shows, weather forecasts, the forthcoming Josh Ritter album — I have my Mac. When it comes to reading, the Kindle supplies everything I want, thanks.
iPad の紹介動画に、キングの最新長編"Under the Dome"が大きめに映っていたりして、「もしかして UR のように、iPad にも独占タイトルが用意されたりするのかな」と思っていましたが、この様子だと無さそうです。
また電子書籍リーダー全体についても、“The Kindle certainly has its charms, but e-readers can never fully replace books.”として、完全に紙の本の代わりにはなることはない、としています。
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