2008年1月10日木曜日

ジョー・ヒルのプレイリスト

古い話ですが、2007年10月3日、New York Times.com の本に関するブログ"Paper Cuts" で、ジョー・ヒルの選んだ15曲が公開されました。
以下、"Living With Music: A Playlist by Joe Hill" より引用します。曲名、アーティスト名の順です。Paper Cuts では、ジョー・ヒルのコメントも見られます(一部はそのまま引用しました)。YouTube で見れたものは、曲名にリンクをはりました。

1) A Prayer for St. Rita, Mark Geary. Dude sings, “Don’t fall in love with ghosts.” Oops, too late.

2) So Much Trouble, Matt Pond PA.

3) You Got Yr. Cherry Bomb, Spoon.

4) Right Moves, Josh Ritter.

5) Long Blvd, Matthew Ryan.

6) Letting the Cables Sleep, Bush.

7) Capital G, Nine Inch Nails.

8) I Don’t Want To Stop, Ozzy Osbourne.

9) Hard Sun, Eddie Vedder. Cover of a forgotten folk tune from the 1980s, “Hard Sun” is a glorious, soaring song, and reason enough for Sean Penn to have made “Into The Wild.”

10) Falling Slowly, Glen Hansard & Marketa Irglova.

11) Obi’s Chair, Mark Geary.

12) Jersey Clowns, Josh Rouse.

13) Crazed Country Rebel, Hank Williams III.

14) One Man Wrecking Machine, Guster.

15) Beyond the Horizon, Bob Dylan.

“Don’t fall in love with ghosts.” といわれても、スティーヴン・キングの息子なら不可能に近かったでしょう。

9曲目の"Hard Sun"は、わたしが日本公開を楽しみに待っている映画「Into The Wild」(ジョン・クラカワー著『荒野へ』原作)で使われているようです。

10曲目の"Falling Slowly" を歌う Glen Hansard と Marketa Irglova は、映画「once ダブリンの街角で」の主演の二人でもあります。この映画は、スティーヴン・キングもオフィシャルサイトの"Stephen's Picks" で取り上げていました。
Amazon.co.jp:once ダブリンの街角で

ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」は、ロックミュージシャンが主役をつとめるホラー小説(by キング堂ブログ支店)らしいですが(わたしはまだ読んでないんです、ごめんなさい)、息子も音楽好きなんですかね。

ちなみに、Stephen King's The Mist の1月4日-6日の週末の興行収入は50位、上映館数は61館です。


あと、わたしが年末に聞いていたCDも紹介しておきます。Boyz II Men の「バラード・コレクション」です。
Amazon.co.jp:Boyz II Men バラード・コレクション
昔のようにヒットチャートをにぎわす事はなくなったけど、今でも好きです。(1人抜けて少し迫力に欠けるようになったのは残念)
Boyz II Men って誰やねんっ!という方は、ボーイズⅡメン:バイオグラフィーをどうぞ。

また、「バラード・コレクション」についていた高橋道彦氏の解説から8曲目の「ワン・スウィート・デイ」の解説を引用すると、
『ビルボード』誌で16週ナンバー・ワンに輝いた大ヒット曲。それどころか、2年ほど前に『ビルボード』誌が発表した、ここ40年間のヒットを集計したチャートでも第1位。そのチャートではほかにも「メイク・ラヴ・トゥ・ユー」が3位、「エンド・オブ・ザ・ロード」7位、「ベンデッド・ニー」19位と、ここ40年間集計チャートのトップ10(およびトップ20)に最も多くの曲を送り込んでいるのがボーイズⅡメンだ。ちなみに、マライア・キャリー単独曲では「ファンタジー」の21位が最高位。ボーイズⅡメンの成績がいかにずば抜けたものなのかがよくわかる。
40年間集計チャートとは、Billboardが1998年に「ビルボードTOP100」の40周年を迎えたことを記念して発表したものです(ということは2008年の今年は50年間集計チャートが発表されるんでしょうか?)。「バラード・コレクション」にはこの4曲とも収められています。この4曲では「ベンデッド・ニー」が1番気に入っています。
40 Years of the Billboard Top 100 Singles Chart
↑かつてBoyz II Men がどれだけ売れまくってたか良くわかります。


Mariah Carey - Daydream - One Sweet Day
ワン・スウィート・デイ


Boyz II Men - II - I'll Make Love to You
メイク・ラヴ・トゥ・ユー


Boyz II Men - Cooleyhighharmony - End of the Road
エンド・オブ・ザ・ロード


Boyz II Men - II - On Bended Knee
ベンデッド・ニー