2008年1月31日木曜日
ビュイック8の挿絵
以下のURL から"From a Buick 8" の挿絵が見られます。
http://www.cemeterydance.com/king/buick8/art/index.html
この挿し絵は、Bernie Wrightson が"The Cemetery Dance Publications" 社版ハードカバーのために描いたもの。これだけを見たら、「回想のビュイック8」ってこんなだったか、と思うことは間違いない。
Bernie Wrightson は他に、「ダーク・タワーⅤ カーラの狼」や「ザ・スタンド」などにもイラストを提供している。右上の画像はアンカット版の「ザ・スタンド」限定サイン入り初版本のサインページ。スティーヴン・キングのサインの下に、Bernie Wrightson のサインが入っている(クリックすると大きくなる。もちろん私の所有物ではなく、Very Fine books のサイトから持ってきた画像です)。他に、映画"The Mist" のクリーチャーデザインも手がけた(らしい)。
Labels:
回想のビュイック8
2008年1月29日火曜日
日本SF評論賞特別賞にダーク・タワーが!
2007年12月13日、日本SF作家クラブ主催の第3回日本SF評論賞が発表され、評論賞に宮野由梨香さんの<光瀬龍『百億の昼と千億の夜』小論 旧ハヤカワ文庫版「あとがきにかえて」の謎>が、選考委員特別賞に藤田直哉さんの<消失点、暗黒の塔――『暗黒の塔』V部、VI部、VII部を検討する>が選出された。
第3回日本SF評論賞贈賞式に出席された、森下一仁さんのブログ、惑星ダルの日常:アスリート魂によると、
ちなみに原稿規定は、「400字詰め原稿用紙50枚以上100枚以下」なので短くは無い評論でしょうが、ダーク・タワーの第5部、第6部、第7部は合わせて新潮文庫8冊分。足りたのか。
日本SF評論賞
日本SF作家クラブ
早川書房S-Fマガジン
2008年4月26日追記
スティーヴン・キングの話|「消失点、暗黒の塔」SFマガジン2008年6月号
第3回日本SF評論賞贈賞式に出席された、森下一仁さんのブログ、惑星ダルの日常:アスリート魂によると、
SF評論賞・選考委員特別賞は藤田直哉さんの「消失点、暗黒の塔――『暗黒の塔』Ⅴ部、Ⅵ部、Ⅶ部を検討する」。藤田さんが中学生時代に出遭って感激した スティーヴン・キングの『暗黒の塔(ダーク・タワー)』に関する評論。「言葉によって世界が変わることを信じています」とおっしゃったのが、とても印象的 でした。この日本SF評論賞受賞作は、早川書房の"S-Fマガジン" に掲載される。第2回の最優秀賞がS-F マガジンの2007年5月号(3/24刊行)、優秀賞が2007年6月号(4/25刊行)に掲載されたので、<『暗黒の塔』>は、2008年6月号あたりで読めるのではないかと思われる。
ちなみに原稿規定は、「400字詰め原稿用紙50枚以上100枚以下」なので短くは無い評論でしょうが、ダーク・タワーの第5部、第6部、第7部は合わせて新潮文庫8冊分。足りたのか。
日本SF評論賞
日本SF作家クラブ
早川書房S-Fマガジン
2008年4月26日追記
スティーヴン・キングの話|「消失点、暗黒の塔」SFマガジン2008年6月号
Labels:
ダークタワー
Stephen King at 60: Bangor author talks politics, health, and his new book
2008年1月19日、スティーヴン・キングのインタビュー記事が"Bangor Daily News" に掲載された。記事のタイトルは、
Stephen King at 60: Bangor author talks politics, health and his new book。右の写真は(クリックすると大きくなるが)、"Duma Key" アメリカScribner社版のカバー画にキングの写真を重ねたもの。
記事の中身をいくつか紹介すると、
人間60歳になると自分がもう中年とはいえない、ということを認めざるを得なくなる。わたしが鏡のなかに見る自分は今まで見てきたのとおなじ自分だ。わたしはまだそこにこどもの姿を見る。だが他人にはもっと年取った人間に見える。わたしが映画館に行ったときは、売り場の女性が「高齢者割引を使うか?」と訊いてきた。それは何歳から適用されるのか聞くと、「65歳から」だ。「じゃあ、まだだね。ありがとう」と答えたよ。
そりゃもう若くは無いけど、65歳かも、と思うほど年取ってるようには見えないが。
キングは現在、バンゴア地域で暖房を必要とする人たちへの慈善活動をしている。それが「そこに穴のあいたバケツに水を注ぐようなもの」だとしても。キングは自分の才能がもたらした幸運に感謝していて、「わたしはFranklin’s Laundry"で時給1ドル60セントで働いていた事を覚えている。だから、なんであれ誰かを助ける事が出来るのはすごい事だ」と話した。
キングが若い頃は苦労して、キャリーが売れる前は、「もう、作家になろうなんて馬鹿な考えはやめよう」
と思っていたわけですが、世界で最も売れる作家の1人になったいま、こうして富を使ってくれるのはファンの一人としてうれしくおもいます。
また、民主党の上院議員候補、およびオバマ大統領候補の応援を応援しているという話のあと、この記事でも新しい短編集の話になります。これによると、キングは短編集を、"come out this fall or next winter." ごろ出したいと考えているようです。以前の米TIMEとのインタビュー"King's New realm" では、「今年の秋か来年の春」と、少し半端な時期が示されていましたが、とりあえず2008年10月頃から2009年3月頃までに、ということでしょうか。
最後にキングはふたたびメイン州を舞台にした長編を書いているそうです。
(2008年2月8日追記)短編集は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。
Labels:
Duma Key,
Just Past Sunset
2008年1月28日月曜日
"The Mist" ドイツで初登場第5位! "1408" はフランスで初登場4位!
スティーヴン・キング著「霧」が原作の映画 "Stephen King's The Mist" は、2008年1月17日からドイツで公開され、週末の興行成績は第5位だった。上映館数は248、興行収入は795,412ドルだった。1位は「アイ・ アム・レジェンド」。その他ランキングは Germany Box Office January17-20, 2008 を参考してください。
また、先日お伝えしたとおり("Stephen King's The Mist" 韓国で公開 初登場第4位!)、"The Mist" は現在、韓国でも公開されているが、韓国公開2週目は第7位だった。
"The Mist" は、昨年11月21日にアメリカで公開されてから、今日(2008年1月27日)までに以下の国で公開されている。参考までに、Box Office Mojo から"The Mist" の各国での興行成績を付記する。(最高順位のみ、また他の国でも公開されているかもしれないが、Box Office Mojo に記録がある分という事です。)
Russia 2007年11月22日公開
3位 1,034,762ドル 11/22-11/25
Ukraine 2007年11月22日公開
4位 79,316ドル 11/22-11/25
Greece 2007年12月13日公開
3位 225,756ドル 12/13-12/16
Lithuania 2007年12月14日公開
4位 27,128ドル 12/14-12/16
Latvia 2008年1月4日公開
5位 15,559ドル 1/4-1/6
South Korea 2008年1月10日公開
4位 1,406,546ドル 1/11-1/13
7位 563,546ドル 1/18-1/20
Iceland 2008年1月11日公開
3位 28,405ドル 1/11-1/13
Germany 2008年1月17日公開
5位 795,412ドル 1/18-1/20
というわけでどの国でも1位ならず。
また"1408" が1月16日からフランスで公開され、週末(1・16-1・20)の興行成績は、4位だった。さらに、フランスでは、来月2月27日に"The Mist" の公開が予定されており、1ヶ月のあいだに"1408" と "The Mist" がたてつづけに公開されるという羨ましい状況にあるようです。
ちなみに、上の"The Mist" の各国の順位を作成するために参考にしたこのページの、"Japan" "Release Date" からは5月10日公開と考えたくなるけど…。どうせまた違うな。"1408" のページには、"Japan" の情報がないぶん、IMDb の"Release Date" よりは信頼できそうだけど。
また、先日お伝えしたとおり("Stephen King's The Mist" 韓国で公開 初登場第4位!)、"The Mist" は現在、韓国でも公開されているが、韓国公開2週目は第7位だった。
"The Mist" は、昨年11月21日にアメリカで公開されてから、今日(2008年1月27日)までに以下の国で公開されている。参考までに、Box Office Mojo から"The Mist" の各国での興行成績を付記する。(最高順位のみ、また他の国でも公開されているかもしれないが、Box Office Mojo に記録がある分という事です。)
Russia 2007年11月22日公開
3位 1,034,762ドル 11/22-11/25
Ukraine 2007年11月22日公開
4位 79,316ドル 11/22-11/25
Greece 2007年12月13日公開
3位 225,756ドル 12/13-12/16
Lithuania 2007年12月14日公開
4位 27,128ドル 12/14-12/16
Latvia 2008年1月4日公開
5位 15,559ドル 1/4-1/6
South Korea 2008年1月10日公開
4位 1,406,546ドル 1/11-1/13
7位 563,546ドル 1/18-1/20
Iceland 2008年1月11日公開
3位 28,405ドル 1/11-1/13
Germany 2008年1月17日公開
5位 795,412ドル 1/18-1/20
というわけでどの国でも1位ならず。
また"1408" が1月16日からフランスで公開され、週末(1・16-1・20)の興行成績は、4位だった。さらに、フランスでは、来月2月27日に"The Mist" の公開が予定されており、1ヶ月のあいだに"1408" と "The Mist" がたてつづけに公開されるという羨ましい状況にあるようです。
ちなみに、上の"The Mist" の各国の順位を作成するために参考にしたこのページの、"Japan" "Release Date" からは5月10日公開と考えたくなるけど…。どうせまた違うな。"1408" のページには、"Japan" の情報がないぶん、IMDb の"Release Date" よりは信頼できそうだけど。
2008年1月27日日曜日
キング原作映画「マングラー」無料配信中!
スティーヴン・キングの短編「人間圧搾機」が原作の映画「マングラー」が2008年1月15日から、GYAOで無料配信されている。監督はトビー・フーパー。配信期間は3月15日まで。以下、Gyao より。
Gyao:映画「マングラー」字幕版
Gyao:映画「マングラー」吹き替え版
映画「マングラー」の原作短編小説「人間圧搾機」は、スティーヴン・キング著「ナイトシフトvol.1深夜勤務」所収。
Amazon.co.jp:ナイトシフト 1 深夜勤務
ホラー界の帝王スティーヴン・キングの短編小説『人間圧搾機』を映画化。『悪魔のいけにえ』で世界中に衝撃を与えた トビー・フーパーが監督を務め、人間を襲う洗濯用プレスマシーンの恐怖を描いています。『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ役で有名なロバート・イング ランドが工場長役で出演。
ニューイングランド州ライカーズ・バレーのブルー・リボン洗濯工場では、巨大なマングラー(洗濯用プレス機)が使用 されていた。だがある日、工場経営者ガートレー(ロバート・イングランド)の姪シェリーの血がマングラーに飛び散る事故が発生。それ以来マングラーは人間 を襲う怪物となってしまう。事件に危険な臭いを感じたハントン刑事は捜査に乗り出すが…。
監督:トビー・フーパー
原作:スティーヴン・キング
脚本:トビー・フーパー、スティーヴン・ブルックス
音楽:バーリントン・フェロング
出演:ロバート・イングランド、テッド・レヴィン、ヴァネッサ・パイク
1995年 / アメリカ
Gyao:映画「マングラー」字幕版
Gyao:映画「マングラー」吹き替え版
映画「マングラー」の原作短編小説「人間圧搾機」は、スティーヴン・キング著「ナイトシフトvol.1深夜勤務」所収。
Amazon.co.jp:ナイトシフト 1 深夜勤務
'Duma Key' finds Stephen King stepping into his own life" -USA TODAY
スティーヴン・キングのインタビュー記事がUSA TODAY で公開された。記事のタイトルは、"'Duma Key' finds Stephen King stepping into his own life"。
「郵便受けぐらい大きなツララだね」というのが、「あなたの小説でもっとも恐ろしいシーンは何か?」と尋ねられたときのキングの答え。ただ、これはキングが実 際にあったことを答えたんですね。キングがこの大きなツララを見たのは、コーギー犬のMarloと、氷雨の中、散歩していたときのことで、木からこのつららが、Marlo の近くに落ちてきた。犬に直撃していたら、死んでたかもしれないデカイ氷柱が。で、家に帰ると、妻のタビサに、「いったいなんでこんな所で過ごすんだ」と 話し、これがきっかけで(冬は)フロリダに行くことになった、という話から記事は始まる。
記事は、キングの1999年の事故と、"Duma Key" の主人公、エドガー・フリーマントルの相似(片腕を失うなど、キングよりひどい事故にあう)にふれた後、キングが"Duma Key" を書くきっかけになった出来事の話に移る。
そ れは5年前の事、フロリダでの散歩中、「Caution: Children.子供に注意」の警告(たぶん)を見たとき、突然「手を繋いだ2人の死んだ少女」のイメージが浮かんできた。キング は書き止めはしなかったが、そのイメージはいつまでも消えることなく心の中に居座り続け、"there could be a story here." と常に語りかけてきたらしい。
この2人は、キングがイメージしたそのままでは"Duma Key" に出てこないが、「あのイメージが私をスタートさせたんだ」とキングは語っている。
また、"Duma Key" はフロリダが舞台になったキングの初めての作品だが、キングはフロリダを舞台に書く事をためらったようだ。というのも、「フロリダで育ち、自分よりここの事を良く知っているいい作家がたくさんいるから」、と。だから、"Duma Key" では、主人公のエドガー・フリーマントルを、別の場所(ミネアポリス)からの移住者である、という設定にした。そうすれば、「彼はわたしと同じアウトサイダー」だから。
ここで記事は、"Duma Key" の話から外れて、批評家の話に移る。キングは、"Duma Key" のレビューの多くが好意的であることを認めてこう述べている。「最近では、多くの批評家がわたしの作品を読んで育ってきた。私の書いたものすべてを酷評してきた古い批評家たちの大部分は、もう既に引退したか死んでいる。若いときにわたしの作品を読んだ新しい世代の批評家達は、より共感的な読者のようだ。」
記事は、ジョー・ヒルとオーウェン・キングに 「自分達の事をあまり話さないで欲しい」と頼まれているという話、また2003年に受賞したthe National Book Awards にふれたあと、キングの次の本が短編集になるだろうと紹介している。この短編集の話は以前"2008年秋に新しい短編集か?"でも触れたが、タイトルは依然として決定していないようで、キングはこの短編集を、Unnatural Acts of Human Intercourse と呼びたいようです。
しかし、「手を繋いだ2人の少女」とは、"Duma Key" のポスターコンテストの最終選考に残ったMark hammermeister のポスターデザインはピッタリじゃないか。
(2008年2月8日追記)短編集"Unnatural Acts of Intercourse" は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。
「郵便受けぐらい大きなツララだね」というのが、「あなたの小説でもっとも恐ろしいシーンは何か?」と尋ねられたときのキングの答え。ただ、これはキングが実 際にあったことを答えたんですね。キングがこの大きなツララを見たのは、コーギー犬のMarloと、氷雨の中、散歩していたときのことで、木からこのつららが、Marlo の近くに落ちてきた。犬に直撃していたら、死んでたかもしれないデカイ氷柱が。で、家に帰ると、妻のタビサに、「いったいなんでこんな所で過ごすんだ」と 話し、これがきっかけで(冬は)フロリダに行くことになった、という話から記事は始まる。
記事は、キングの1999年の事故と、"Duma Key" の主人公、エドガー・フリーマントルの相似(片腕を失うなど、キングよりひどい事故にあう)にふれた後、キングが"Duma Key" を書くきっかけになった出来事の話に移る。
そ れは5年前の事、フロリダでの散歩中、「Caution: Children.子供に注意」の警告(たぶん)を見たとき、突然「手を繋いだ2人の死んだ少女」のイメージが浮かんできた。キング は書き止めはしなかったが、そのイメージはいつまでも消えることなく心の中に居座り続け、"there could be a story here." と常に語りかけてきたらしい。
この2人は、キングがイメージしたそのままでは"Duma Key" に出てこないが、「あのイメージが私をスタートさせたんだ」とキングは語っている。
また、"Duma Key" はフロリダが舞台になったキングの初めての作品だが、キングはフロリダを舞台に書く事をためらったようだ。というのも、「フロリダで育ち、自分よりここの事を良く知っているいい作家がたくさんいるから」、と。だから、"Duma Key" では、主人公のエドガー・フリーマントルを、別の場所(ミネアポリス)からの移住者である、という設定にした。そうすれば、「彼はわたしと同じアウトサイダー」だから。
ここで記事は、"Duma Key" の話から外れて、批評家の話に移る。キングは、"Duma Key" のレビューの多くが好意的であることを認めてこう述べている。「最近では、多くの批評家がわたしの作品を読んで育ってきた。私の書いたものすべてを酷評してきた古い批評家たちの大部分は、もう既に引退したか死んでいる。若いときにわたしの作品を読んだ新しい世代の批評家達は、より共感的な読者のようだ。」
記事は、ジョー・ヒルとオーウェン・キングに 「自分達の事をあまり話さないで欲しい」と頼まれているという話、また2003年に受賞したthe National Book Awards にふれたあと、キングの次の本が短編集になるだろうと紹介している。この短編集の話は以前"2008年秋に新しい短編集か?"でも触れたが、タイトルは依然として決定していないようで、キングはこの短編集を、Unnatural Acts of Human Intercourse と呼びたいようです。
しかし、「手を繋いだ2人の少女」とは、"Duma Key" のポスターコンテストの最終選考に残ったMark hammermeister のポスターデザインはピッタリじゃないか。
(2008年2月8日追記)短編集"Unnatural Acts of Intercourse" は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。
Labels:
Duma Key,
Just Past Sunset
2008年1月25日金曜日
"Duma Key" ポスターコンテスト優勝者決定!
Hodder & Stoughton 社の主宰する、スティーヴン・キングの新作"Duma Key" のポスターコンテストの最優秀作品が決定し、ホームページで公開された。
このポスターコンテストは、"Duma Key" のイギリスで使用される宣伝ポスターのデザインを一般から公募したもので、応募は昨年12月7日に締め切られていた。このコンテストのすべての応募作品は、スティーヴン・キングの編集者 と、Hodder&Stoughton社のスティーヴン・キング担当者による審査員によって予備審査され、ここで選ばれた優秀10作品が、スティーヴン・ キング本人に渡され、スティーヴン・キングが最優秀者を選出した。
最優秀作品には、 "Brice Leclert" 氏と、"Iain Wilson" の2人の作品が選ばれた。この2作品は、最終選考に残ったほかの8作品とともに、
http://www.stephenking.co.uk/default.aspx
で見られる。
最終選考に残った10人には、表紙に自分の名前が入った特別装丁版の"Duma Key" が送られます。それに加えて、最優秀の2人には、実際に使われるポスターも送られます。...羨ましい。
わたしは、"Iain Wilson" 氏と"Janka Ptacek" 氏の作品が特に気に入りました。
2008年1月23日水曜日
映画"1408" ホラー部門第2位に!
アメリカの人気レビュー・サイト "Rotten Tomatoes" が主催する第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ/9th Annual Golden Tomato Awards が発表され、スティーヴン・キング著「一四〇八号室」が原作の映画"1408" がホラー部門第2位に選ばれた。また、スティーヴン・キング著「霧」が原作の映画 "Stephen King's The Mist" もホラー部門4位に入った。
第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ
【大規模公開作品】
1.レミーのおいしいレストラン
2.ノーカントリー
3.ボーン・アルティメイタム
【小規模公開作品】
1.once ダブリンの街角で
2.アウェイ・フロム・ハー 君を想う
3.善き人のためのソナタ
【ホラー】
1.グラインドハウス
2.1408
3.28週後...
4.Stephen King's The Mist
また、スティーヴン・キングが選ぶ2007年映画Top10にキングが選んだ作品では;
第1位の「ノーカントリー」が、大規模公開作品第2位、スリラー部門第1位。
第2位の「Gone Baby Gone」が、大規模公開作品第8位、ドラマ部門第2位。
第3位の「善き人のためのソナタ」が、小規模公開作品第3位、外国映画部門第1位。ユーザー評価小規模公開作品第2位。
第9位「28週後...」がホラー部門第3位だった。
その他ランキングは、以下を参考。
allcinemaonline 第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ発表!(日本語)
Rotten Tomatoes/9th Annual Golden Tomato Awards
ゴールデン・トマト・アウォーズは"Rotten Tomatoes" に寄せられた一般ユーザーのレイティングなどを基に決定される。
Stephen King's The Mist Official Site
1408 Official Site
第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ
【大規模公開作品】
1.レミーのおいしいレストラン
2.ノーカントリー
3.ボーン・アルティメイタム
【小規模公開作品】
1.once ダブリンの街角で
2.アウェイ・フロム・ハー 君を想う
3.善き人のためのソナタ
【ホラー】
1.グラインドハウス
2.1408
3.28週後...
4.Stephen King's The Mist
また、スティーヴン・キングが選ぶ2007年映画Top10にキングが選んだ作品では;
第1位の「ノーカントリー」が、大規模公開作品第2位、スリラー部門第1位。
第2位の「Gone Baby Gone」が、大規模公開作品第8位、ドラマ部門第2位。
第3位の「善き人のためのソナタ」が、小規模公開作品第3位、外国映画部門第1位。ユーザー評価小規模公開作品第2位。
第9位「28週後...」がホラー部門第3位だった。
その他ランキングは、以下を参考。
allcinemaonline 第9回ゴールデン・トマト・アウォーズ発表!(日本語)
Rotten Tomatoes/9th Annual Golden Tomato Awards
ゴールデン・トマト・アウォーズは"Rotten Tomatoes" に寄せられた一般ユーザーのレイティングなどを基に決定される。
Stephen King's The Mist Official Site
1408 Official Site
2008年1月21日月曜日
Stephen King's The Mist 韓国で公開 初登場第4位!
アメリカ本国で昨年11月21日に公開された、スティーヴン・キングの中編小説「霧」が原作の映画 "Stephen King's The Mist" が日本に先駆けて2008年1月10日から韓国で公開され、公開第1週目の週末の興行成績は第4位だった。Variety 調べ。
2008年1月11日から1月13日の興行成績(Variety のサイトより)
順位(前週) タイトル 国籍
韓国のStephen King's The Mist のオフィシャルサイト(たぶん)
↑
トップページに動画が貼ってあるので、日本公開まであまり見たくないという人はアクセスしない事。
下の画像は、韓国の映画サイト、CINE21.com より。
2008年1月11日から1月13日の興行成績(Variety のサイトより)
順位(前週) タイトル 国籍
- (-) Woorisaengae Choigoeui Sungan 韓
- (-) Moobangbi Doshi (Open City) 韓
- (1) Bee Movie 米
- (-) Stephen King's The Mist 米
- (-) Enchanted 米
- (2) National Treasure 2 米
- (3) Golden Compass, The 米
- (-) Jacket, The 独
- (-) 30 Days Of Night 米
- (4) Gidarida Micheo (Crazy for Waiting) 韓
韓国のStephen King's The Mist のオフィシャルサイト(たぶん)
↑
トップページに動画が貼ってあるので、日本公開まであまり見たくないという人はアクセスしない事。
下の画像は、韓国の映画サイト、CINE21.com より。
2008年1月19日土曜日
2008年秋に新しい短編集か?
2008年1月17日、スティーヴン・キングのインタビュー記事が、米TIME のウェブサイトで公開された。King's New Realm
この記事によると、"Unnatural Acts of Intercourse" というタイトルの新しい短編集が、今年の秋か来年の春に出るようです。まだ仮題の可能性もありますが。
記事には、"Unnatural Acts of Intercourse" に収録される作品についての情報はありません。2002年の短編集 "Everything's Eventual" 以降に発表された短編は(抜けているのもあるかと思います)次のとおり。これらのうちいくつかは収録されると思われます。
Ayana (2007, The Paris Review)
Mute (2007, Playboy)
Willa (2006, Playboy)
The Gingerbread Girl (2007, Esquire)
Graduation Afternoon (2007, Postscripts)
Harvey's Dream (2003, The New Yorker)
Rest stop (2003, Esquire)
Stationary Bike (Borderlands 5, 2003)
The Things They Left Behind (Transgressions, 2004)
ちなみに、"The Things They Left Behind" は、Amazon.com によると、
という作品。
Harvey's Dream は、Harvey's Dream: The New Yorker で読むことが出来る。
また、記事には、
he's working on a "novel that's going to be very long."
とあり、キングは、現在長編を書いているようです。
TIME は、昨年11月に "Q&A:talking with Stephen King" も掲載していますのでこちらもどうぞ。
(2008年2月8日追記)短編集"Unnatural Acts of Intercourse" は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。
この記事によると、"Unnatural Acts of Intercourse" というタイトルの新しい短編集が、今年の秋か来年の春に出るようです。まだ仮題の可能性もありますが。
記事には、"Unnatural Acts of Intercourse" に収録される作品についての情報はありません。2002年の短編集 "Everything's Eventual" 以降に発表された短編は(抜けているのもあるかと思います)次のとおり。これらのうちいくつかは収録されると思われます。
Ayana (2007, The Paris Review)
Mute (2007, Playboy)
Willa (2006, Playboy)
The Gingerbread Girl (2007, Esquire)
Graduation Afternoon (2007, Postscripts)
Harvey's Dream (2003, The New Yorker)
Rest stop (2003, Esquire)
Stationary Bike (Borderlands 5, 2003)
The Things They Left Behind (Transgressions, 2004)
ちなみに、"The Things They Left Behind" は、Amazon.com によると、
A hauntingly moving tale of survival guilt in New York City after 9/11. Scott Staley called in sick for his job at the World Trade Center that Tuesday morning. Now in the aftermath of 9/11, he must face his guilty conscience as he begins to find the things his deceased coworkers left behind.
という作品。
Harvey's Dream は、Harvey's Dream: The New Yorker で読むことが出来る。
また、記事には、
he's working on a "novel that's going to be very long."
とあり、キングは、現在長編を書いているようです。
TIME は、昨年11月に "Q&A:talking with Stephen King" も掲載していますのでこちらもどうぞ。
(2008年2月8日追記)短編集"Unnatural Acts of Intercourse" は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。
2008年1月17日木曜日
スティーヴン・キングとジョー・ヒルの共演
2007年3月出版の Postscripts issue # 10 (spring 2007) にキングの短編 "Graduation Afternoon" が掲載されている。
また、Postscripts issue # 10 には、ジョー・ヒルの短編 "Thumbprint" も掲載されている。
右はその表紙画像。スティーヴン・キングとジョー・ヒルの名が並んでいる。(もっと大きい画像)
Postscripts issue # 10 は、英PS Publishing が発行。AbeBooks.com には、the World Horror Convention 2007 のために企画されたとあります。PS Publishing のサイトによると、
サイン入りハードカバー(ケースつき) 150部
サイン入りハードカバー 300部
サインなしハードカバー 1000部
とかなり少数しか刷られていないようです。サイン入り版は、英PS Publishing のサイトでは現在はもう売り切れです。
サインなし版は、本体24ドル、送料8ドルの合計32ドルで、PS Publishing から購入できます。Amazon にはイギリス、アメリカともに現在、在庫はないようです。
Labels:
Graduation Afternoon,
ジョー・ヒル
2008年1月16日水曜日
ダークタワーの都市「ラド」の名の由来
正月休みに「チェルノブイリの森-事故後20年の自然誌」という本を読みました。この本は、ウクライナ系アメリカ人の著者が、チェルノブイリ原発事故により、原則として人間の立ち入りが厳しく規制されることになったウクライナとベラルーシにまたがる地域の自然の現状を調べた記録です。
この本読んで知ったのは、「ラド」と「グレイ」というのは、放射線量を表す単位なんですね。スティーヴン・キングがそれを知っていて、『ダーク・タワーⅢ「荒地」』に出てくる荒廃した都市「ラド」と、退化した者たちのグループ「グレイ」にこの名前をつけたのであれば、ピッタリだと思いました。
しかし、調べてみると、放射線量の「ラド」は英語だと rad、一方、ダークタワーの都市は Lud です。はあ、放射線とは関係ないのだろうか。
「グレイ」は、放射線量もダークタワーも Gray ですが、それならダークタワーの都市「ラド」で「グレイ」と対立しているグループの「ピューブ/Pube」はなんなのか、と。Googleで "放射線 pube" を検索してみると、"PuBe" というのが、プルトニウム 239Pu とベリリウム9Be の合金であり、放射線中性子源として使われる、というのがわかります。
どうも「グレイ」と「ピューブ」は放射線に関係がありそうに思えます。しかし、それならば何故、"rad" は ダークタワーでは"Lud" になっているのか? もしかして、キングは、「グレイ」と「ピューブ」は放射線にちなんで名付けたが、「ラド」は日本語に翻訳されて、偶然一致したのか? それを「チェルノブイリの森」を読んだ私が、「ラド」と「グレイ」は放射線に関係あるに違いないと思い込んでいるのか?
しばらく調べていましたが、これ以上わかりません。わたしの結論は、
としておきます。もちろん、他の作品からとられた可能性もありますが。
この本読んで知ったのは、「ラド」と「グレイ」というのは、放射線量を表す単位なんですね。スティーヴン・キングがそれを知っていて、『ダーク・タワーⅢ「荒地」』に出てくる荒廃した都市「ラド」と、退化した者たちのグループ「グレイ」にこの名前をつけたのであれば、ピッタリだと思いました。
しかし、調べてみると、放射線量の「ラド」は英語だと rad、一方、ダークタワーの都市は Lud です。はあ、放射線とは関係ないのだろうか。
「グレイ」は、放射線量もダークタワーも Gray ですが、それならダークタワーの都市「ラド」で「グレイ」と対立しているグループの「ピューブ/Pube」はなんなのか、と。Googleで "放射線 pube" を検索してみると、"PuBe" というのが、プルトニウム 239Pu とベリリウム9Be の合金であり、放射線中性子源として使われる、というのがわかります。
どうも「グレイ」と「ピューブ」は放射線に関係がありそうに思えます。しかし、それならば何故、"rad" は ダークタワーでは"Lud" になっているのか? もしかして、キングは、「グレイ」と「ピューブ」は放射線にちなんで名付けたが、「ラド」は日本語に翻訳されて、偶然一致したのか? それを「チェルノブイリの森」を読んだ私が、「ラド」と「グレイ」は放射線に関係あるに違いないと思い込んでいるのか?
しばらく調べていましたが、これ以上わかりません。わたしの結論は、
- ダークタワーの都市「ラド」に棲むグループ「グレイ」と「ピューブ」は放射線にちなんで名付けられた。
- 都市「ラド/Lud」も、放射線量を表す "rad" から名付けられた可能性がある。
としておきます。もちろん、他の作品からとられた可能性もありますが。
2008年1月13日日曜日
SmaSTATION「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30」
2008年1月12日放送のSmaSTATION(テレビ朝日系列)で、全国の大人2000人からの回答を集計したランキング「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30(トクベツキカク#273)」が発表されました。
スティーヴン・キング原作の映画では4位「グリーンマイル」、5位「ショーシャンクの空に」、19位「スタンド・バイ・ミー」と3作品が選ばれました。ベスト30のうち、3本がキング原作であり、特にベスト10に2本がランクインしており快挙といえるでしょう。
ただ、「ショーシャンクの空に」の5位はこの作品としては英HMV「もっとも感動した映画」などその他のランキング結果と比べると低い評価ではと思えます(「感動した」と「泣ける」で結果が違うのは当然ですが)。また、「グリーンマイル」が「ショーシャンクの空に」より上位に来ているというのも意外な結果でした。以下、http://www.tv-asahi.co.jp/ss/273/special/index2.htmlからの引用です。
キャッスルロックは映画「スタンド・バイ・ミー」ではオレゴン州に変更されているのか。気付かなかった。ちなみに、このブログのURL http://castlerockdump.blogspot.com/
の"castlerockdump"は、「スタンド・バイ・ミー」でゴードン・ラチャンスがチョッパーに追いかけられたゴミ捨て場からとりました。原文"castle rock dump"→訳文「キャッスル・ロックゴミ捨て場」。
「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30」の他の作品については、1位はぶっちぎりで「タイタニック」、2位は「アルマゲドン」。「ショーシャンクの空に」にアカデミー賞で全勝した「フォレストガンプ」は11位など。
30位「ミリオンダラー・ベイビー」の紹介文、結末が完全にネタバレしてるけどいいんですか?
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『スタンド・バイ・ミー』
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『ゴールデン・ボーイ』(映画「ショーシャンクの空に」原作『刑務所のリタ・ヘイワース』所収)
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『グリーンマイル』
Amazon.co.jp:DVD『グリーンマイル』
Amazon.co.jp:DVD『スタンド・バイ・ミー』
Amazon.co.jp:DVD『ショーシャンクの空に』
スティーヴン・キング原作の映画では4位「グリーンマイル」、5位「ショーシャンクの空に」、19位「スタンド・バイ・ミー」と3作品が選ばれました。ベスト30のうち、3本がキング原作であり、特にベスト10に2本がランクインしており快挙といえるでしょう。
ただ、「ショーシャンクの空に」の5位はこの作品としては英HMV「もっとも感動した映画」などその他のランキング結果と比べると低い評価ではと思えます(「感動した」と「泣ける」で結果が違うのは当然ですが)。また、「グリーンマイル」が「ショーシャンクの空に」より上位に来ているというのも意外な結果でした。以下、http://www.tv-asahi.co.jp/ss/273/special/index2.htmlからの引用です。
第4位! 世界で一番美しい魂に感動の涙『グリーンマイル』(1999年公開)714ポイント
奇跡の力を持つ黒人死刑囚と彼を見守る看守たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ。どんな傷でも治すことが出来る不思議な能力をもつコーフィーは、殺人事件 に巻き込まれた少女たちを救おうとして、逆に犯人と勘違いされ逮捕されてしまいます。しかし、死刑囚となった彼はその不思議な力で様々な奇跡を起こすのです。コーフィーの無実を知った、トム・ハンクス演じるポールは、死刑を止められない自分の無力さに苦悩し…。
第5位! 爽快のラストシーンにさわやかな涙『ショーシャンクの空に』(1994年公開)589ポイント
長い刑務所生活のなかでも自分を見失わず、ついには脱獄に成功した男の奇妙な逸話の数々と男を支えた仲間達を巡るヒューマン・ドラマ。アンディは、無実の罪を着せられ、終身刑を宣告されるも、持ち前の頭のよさで刑務所内の仲間や看守を取り込み、不自由なく過ごします。そして、19年の年月をかけ小さなロッ クハンマー一本で穴を掘り、脱獄に成功するのです。その年のアカデミー賞7部門にノミネートされたのですが、賞はすべて同年公開の『フォレスト・ガンプ』 が総取りとなりました。しかし、ビデオ化されると口コミで評判が広がり、今や不朽の名作と言われるまでの存在に。
第19位!リバー・フェニックスの名演に涙『スタンド・バイ・ミー』(1987年公開)243ポイント
オレゴン州の小さな町に住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに死体探しの旅に出る、ひと夏の冒険。少年たちのなかでも、 ファンの心に強く印象に残っているのが、クリストファー役を演じたリバー・フェニックスでしょう。当時16歳ながら天才俳優の片鱗が見える演技で、観客を魅了しました。しかしこの7年後、彼は薬物中毒により23歳という若さでこの世を去ったのです。ちなみに4人をいじめる不良グループのリーダー、エース役 を演じていたのは現在、人気ドラマ『24 TWENTY FOUR』でジャック・バウワー役を演じている当時の19歳のキーファー・サザーランドです。
キャッスルロックは映画「スタンド・バイ・ミー」ではオレゴン州に変更されているのか。気付かなかった。ちなみに、このブログのURL http://castlerockdump.blogspot.com/
の"castlerockdump"は、「スタンド・バイ・ミー」でゴードン・ラチャンスがチョッパーに追いかけられたゴミ捨て場からとりました。原文"castle rock dump"→訳文「キャッスル・ロックゴミ捨て場」。
「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30」の他の作品については、1位はぶっちぎりで「タイタニック」、2位は「アルマゲドン」。「ショーシャンクの空に」にアカデミー賞で全勝した「フォレストガンプ」は11位など。
30位「ミリオンダラー・ベイビー」の紹介文、結末が完全にネタバレしてるけどいいんですか?
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『スタンド・バイ・ミー』
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『ゴールデン・ボーイ』(映画「ショーシャンクの空に」原作『刑務所のリタ・ヘイワース』所収)
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著『グリーンマイル』
Amazon.co.jp:DVD『グリーンマイル』
Amazon.co.jp:DVD『スタンド・バイ・ミー』
Amazon.co.jp:DVD『ショーシャンクの空に』
Labels:
グリーンマイル,
ショーシャンクの空に,
スタンド・バイ・ミー
2008年1月11日金曜日
映画「1408」日本公開は2008年下半期!
スティーヴン・キングの短編「一四〇八号室」が原作の映画「1408(原題)」の日本公開は2008年下半期に決まったようだ。
配給会社ムービーアイの「1408」のページには、先日まで「2008年全国拡大ロードショー」と記されていたが、「2008年下半期、全国拡大ロードショー」に変更されている。
http://www.movie-eye.com/lineup/2006/08/14081408.html
「一四〇八号室」は、「幸運の25セント硬貨」(新潮文庫)所収。
Amazon.co.jp;スティーヴン・キング著「幸運の25セント硬貨」
http://www.1408-themovie.com/ (英語)
Yahoo! movies>1408>Trailers & Clips>'1408'Theatrical Trailer
配給会社ムービーアイの「1408」のページには、先日まで「2008年全国拡大ロードショー」と記されていたが、「2008年下半期、全国拡大ロードショー」に変更されている。
http://www.movie-eye.com/lineup/2006/08/14081408.html
「一四〇八号室」は、「幸運の25セント硬貨」(新潮文庫)所収。
Amazon.co.jp;スティーヴン・キング著「幸運の25セント硬貨」
http://www.1408-themovie.com/ (英語)
Yahoo! movies>1408>Trailers & Clips>'1408'Theatrical Trailer
2008年1月10日木曜日
ジョー・ヒルのプレイリスト
古い話ですが、2007年10月3日、New York Times.com の本に関するブログ"Paper Cuts" で、ジョー・ヒルの選んだ15曲が公開されました。
以下、"Living With Music: A Playlist by Joe Hill" より引用します。曲名、アーティスト名の順です。Paper Cuts では、ジョー・ヒルのコメントも見られます(一部はそのまま引用しました)。YouTube で見れたものは、曲名にリンクをはりました。
“Don’t fall in love with ghosts.” といわれても、スティーヴン・キングの息子なら不可能に近かったでしょう。
9曲目の"Hard Sun"は、わたしが日本公開を楽しみに待っている映画「Into The Wild」(ジョン・クラカワー著『荒野へ』原作)で使われているようです。
10曲目の"Falling Slowly" を歌う Glen Hansard と Marketa Irglova は、映画「once ダブリンの街角で」の主演の二人でもあります。この映画は、スティーヴン・キングもオフィシャルサイトの"Stephen's Picks" で取り上げていました。
Amazon.co.jp:once ダブリンの街角で
ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」は、ロックミュージシャンが主役をつとめるホラー小説(by キング堂ブログ支店)らしいですが(わたしはまだ読んでないんです、ごめんなさい)、息子も音楽好きなんですかね。
ちなみに、Stephen King's The Mist の1月4日-6日の週末の興行収入は50位、上映館数は61館です。
あと、わたしが年末に聞いていたCDも紹介しておきます。Boyz II Men の「バラード・コレクション」です。
Amazon.co.jp:Boyz II Men バラード・コレクション
昔のようにヒットチャートをにぎわす事はなくなったけど、今でも好きです。(1人抜けて少し迫力に欠けるようになったのは残念)
Boyz II Men って誰やねんっ!という方は、ボーイズⅡメン:バイオグラフィーをどうぞ。
また、「バラード・コレクション」についていた高橋道彦氏の解説から8曲目の「ワン・スウィート・デイ」の解説を引用すると、
40 Years of the Billboard Top 100 Singles Chart
↑かつてBoyz II Men がどれだけ売れまくってたか良くわかります。
ワン・スウィート・デイ
メイク・ラヴ・トゥ・ユー
エンド・オブ・ザ・ロード
ベンデッド・ニー
以下、"Living With Music: A Playlist by Joe Hill" より引用します。曲名、アーティスト名の順です。Paper Cuts では、ジョー・ヒルのコメントも見られます(一部はそのまま引用しました)。YouTube で見れたものは、曲名にリンクをはりました。
1) A Prayer for St. Rita, Mark Geary. Dude sings, “Don’t fall in love with ghosts.” Oops, too late.
2) So Much Trouble, Matt Pond PA.
3) You Got Yr. Cherry Bomb, Spoon.
4) Right Moves, Josh Ritter.
5) Long Blvd, Matthew Ryan.
6) Letting the Cables Sleep, Bush.
7) Capital G, Nine Inch Nails.
8) I Don’t Want To Stop, Ozzy Osbourne.
9) Hard Sun, Eddie Vedder. Cover of a forgotten folk tune from the 1980s, “Hard Sun” is a glorious, soaring song, and reason enough for Sean Penn to have made “Into The Wild.”
10) Falling Slowly, Glen Hansard & Marketa Irglova.
11) Obi’s Chair, Mark Geary.
12) Jersey Clowns, Josh Rouse.
13) Crazed Country Rebel, Hank Williams III.
14) One Man Wrecking Machine, Guster.
15) Beyond the Horizon, Bob Dylan.
“Don’t fall in love with ghosts.” といわれても、スティーヴン・キングの息子なら不可能に近かったでしょう。
9曲目の"Hard Sun"は、わたしが日本公開を楽しみに待っている映画「Into The Wild」(ジョン・クラカワー著『荒野へ』原作)で使われているようです。
10曲目の"Falling Slowly" を歌う Glen Hansard と Marketa Irglova は、映画「once ダブリンの街角で」の主演の二人でもあります。この映画は、スティーヴン・キングもオフィシャルサイトの"Stephen's Picks" で取り上げていました。
Amazon.co.jp:once ダブリンの街角で
ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」は、ロックミュージシャンが主役をつとめるホラー小説(by キング堂ブログ支店)らしいですが(わたしはまだ読んでないんです、ごめんなさい)、息子も音楽好きなんですかね。
ちなみに、Stephen King's The Mist の1月4日-6日の週末の興行収入は50位、上映館数は61館です。
あと、わたしが年末に聞いていたCDも紹介しておきます。Boyz II Men の「バラード・コレクション」です。
Amazon.co.jp:Boyz II Men バラード・コレクション
昔のようにヒットチャートをにぎわす事はなくなったけど、今でも好きです。(1人抜けて少し迫力に欠けるようになったのは残念)
Boyz II Men って誰やねんっ!という方は、ボーイズⅡメン:バイオグラフィーをどうぞ。
また、「バラード・コレクション」についていた高橋道彦氏の解説から8曲目の「ワン・スウィート・デイ」の解説を引用すると、
『ビルボード』誌で16週ナンバー・ワンに輝いた大ヒット曲。それどころか、2年ほど前に『ビルボード』誌が発表した、ここ40年間のヒットを集計したチャートでも第1位。そのチャートではほかにも「メイク・ラヴ・トゥ・ユー」が3位、「エンド・オブ・ザ・ロード」7位、「ベンデッド・ニー」19位と、ここ40年間集計チャートのトップ10(およびトップ20)に最も多くの曲を送り込んでいるのがボーイズⅡメンだ。ちなみに、マライア・キャリー単独曲では「ファンタジー」の21位が最高位。ボーイズⅡメンの成績がいかにずば抜けたものなのかがよくわかる。40年間集計チャートとは、Billboardが1998年に「ビルボードTOP100」の40周年を迎えたことを記念して発表したものです(ということは2008年の今年は50年間集計チャートが発表されるんでしょうか?)。「バラード・コレクション」にはこの4曲とも収められています。この4曲では「ベンデッド・ニー」が1番気に入っています。
40 Years of the Billboard Top 100 Singles Chart
↑かつてBoyz II Men がどれだけ売れまくってたか良くわかります。
ワン・スウィート・デイ
メイク・ラヴ・トゥ・ユー
エンド・オブ・ザ・ロード
ベンデッド・ニー
2008年1月7日月曜日
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室で紹介されていた「キング・テーマパーク」はすごく面白かったですね。2チャンネルって丹念に見ていくと、ときどき面白いのあります。せっかくなので、わたしもお気に入りを紹介します。以下は、スティーヴン・キングスレ 過去ログ保管庫の『スティーヴン・キングPart2(実はPart3)』からコピーしました。
スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室で紹介されていた「キング・テーマパーク」はすごく面白かったですね。2チャンネルって丹念に見ていくと、ときどき面白いのあります。せっかくなので、わたしもお気に入りを紹介します。以下は、スティーヴン・キングスレ 過去ログ保管庫の『スティーヴン・キングPart2(実はPart3)』からコピーしました。
- 199 名前:SF板よりコピペ:03/04/16 22:08
- 1: キャッスルロック自治会その7 (220) 2: 【暴力小説の】ジョージ・スターク総合Part25【帝王】 (829) 3: パングボーン保安官の相談所その8 (441) 4: 【人類】悪性インフルエンザ総合★3【滅亡?】 (562) 5: 【残り46人】ロングウォーク実況Part56 (943) 6: ☆ポール・シェルダン総合スレッド第15巻☆ (318) 7: 「ラニング・マン」実況スレ Part.43 (673) 8: 新しくできた骨董屋ってどうよ? (156) 9: コールド・マウンテン刑務所の冤罪事件 (898) 10: 図書館に返却し忘れた本 (275) 11: 【キャッチミー】ベン・リチャーズですが何か?【イフユーキャン】 (995) 12: キャリー・ホワイト事件の真実 (643) 13: テロか?アメリカン・プライド航空29便消息を絶つ (730) 14: 《景観荘》ホテル管理人募集 (14) 15: 車売ります!'58年型プリマス・状態良好(27) 16: 【君も】夢の瞬間移動実験・志願者募集【ジョウント】 (27) 17: ( ´_ゝ`)流石だよな俺ら(´<_`> )inキャッスルロック (244) 18: ピエロのペニーワイズは生きている (557) 19:霧の中に何かいますよ?(((( ;゜Д゜))) (192) 20: 芝刈りを頼んだら変な人が・・・ (16) 21: 無人トラック暴走!死傷者多数 (201) 22: みんなで死体を探しに行くオフ (327) 23: 超能力者ジョン・スミスは本物だったのか? (817)
- 200 名前:SF板よりコピペ:03/04/16 22:09
- 24: ◆絶対確実・禁煙挫折者救済有限会社◆ (894) 25: 驚き!みるみる痩せる魔法!(639) 26: 【犬】車から出られません【助けて】 (199) 27: フランク・ドッドの亡霊を見ました (325) 28: 【少女】トリシアちゃん行方不明part5【9歳】 (685) 29: M・レイニー「種蒔く季節」は俺の小説のパクリ!! (76) 30: アンディーの会計相談 (361) 31:同時多発テロはSHOPの陰謀 (544) 32: ☆祝復活!『ミザリーの生還』本日発売!☆ (715) 33: やつらがまた帰ってきました(ToT) (90) 34: 【異星人】メイン州でUFO多数目撃!【襲来】 (970) 35: 塔を探しています (18) 36: お薦めのペット霊園は?(562) 37: ドロレス・クレイボーン容疑者(65歳)の供述続く (635) 38: 【呪われてる?】セイラムズ・ロット廃墟探訪●第3夜 (388) 39: 不眠症に悩んでいるのですが…(111) 40: 死者20人・ロングモントの爆発炎上事故 (552) 41: 【一家惨殺】銃撃!恐怖の赤いワゴン (520) 42: アポロの月着陸はSHOPの捏造 (98) 43: 有害番組『ラニング・マン』は放映を中止しろ! (16) 44: 何故か今突然ベーコンが食いたくなった奴の数→ (37) 45: 「ロングウォーク」廃止を訴える会 (3) 46: 【純文学の】サド・ボーモント総合Part1【帝王】 (9)
「キング堂ブログ支店」
「尾びれのついた話」
ところで、個人的には、年が明けたことにではなく、ダーク・タワー最終巻(第7部下巻)が発売されてからすでに1年が経っていることに、月日が流れる速さを感じます。
登録:
投稿 (Atom)