2011年4月8日金曜日

『ダーク・タワー』映像化、ローランド役はハビエル・バルデムで決定か?

米 Deadline が「『ダーク・タワー』映像化のローランド・デスチェイン役について、ハビエル・バルデムが出演契約の締結間近である」と報じています。

Javier Bardem Closing ‘Dark Tower’ Deal – Deadline.com

日本時間8日午前2時00分現在、StephenKing.com でのアナウンスはありません。しかし、ハリウッドの看板記者であるというマイク・フレミングは今年1月にローランド役がバルデムに正式にオファーされたことを独占報道しており、かなり信頼度が高いです。

また記事によると、ハワードらはすでにバルデムの主演を前提にして他のキャスティングも始めたとのこと。さらにハワードが映画第1作の制作(撮影?、Production)を 9月に始めるとも書かれていますが、今年3月に紹介したとおり、Beck/Smith Hollywood というブログが2月17日付けの記事で「映画『ダーク・タワー』の制作が今年9月ニューヨークで開始される」と書いており、ニューヨークはともかく、時期は一致しており興味深い。

2011年4月6日水曜日

"Pop of King"連載終了、ほか

米Entertainment Weekly誌で連載されていたスティーヴン・キングのコラム"Pop of King"が、2011年1月7日号までで連載終了になりました。

2003年8月8日号から掲載されていたようで、こちらのページで掲載号の表紙画像が見れます(2007年12月7日号まで)。

毎年EW誌で発表されていたスティーヴン・キングが選ぶ(本、映画)Top10 がどうなるかは不明。最近「ザ・スタンド」リメイク計画のニュースがあったあと、キングは「わたしがリメイク計画について知っている10のこと(Stephen King: 10 things I know about the remake of 'The Stand')」をEW.com向けに書いているので、毎年の恒例企画であるTop10の発表は継続されるかもしれません。

どうでもいいですが、キングは EW.com 誌1997年4月号に「来月アメリカで発売されるたまごっちは、ゴジラ以来、最も人気を集める日本からの輸出品になるかもしれない」と書いたこともあります(一言触れただけですが)。



他のニュースというか雑記というか

いまだ解読されていない歴史的な10種の暗号 - GIGAZINE

この記事の最後にある「Taman Shud事件」が「コロラド・キッド」にそっくりだな、と思ったのですが。

キングは「コロラド・キッド」のあとがきで、読者から送られてきた、メイン州で身元不明の女性の遺体が発見されたというニュース記事にアイデアを得たと書いていますが、同時にグーグルで検索してもその事件記事をもう一度見つけることが出来なかったとも書いており、本人が覚えていないだけでもしかするとこの「Taman Shud事件」の方が元ネタなのかもしれません。

ちなみに、Wikipedia の「コロラド・キッド」「Taman Shud事件」は相互にリンクされています。
Taman Shud Case - Wikipedia, the free encyclopedia



「トム・ゴードンに恋した少女」ドイツ語版の表紙がホログラム
「トム・ゴードンに恋した少女」のドイツ語版 Das Mädchen (Amazonドイツへのリンク、2011年2月発売の再装版?)の表紙がホログラムになっています。埋め込み出来ない動画なので、こちらのリンク(YouTube)から。



「タブレットへの倦怠感」に賛成しない理由 - WIRED VISION
iPadの重量は680グラムだ[Wi-Fiモデル]。読書やネットサーフィンの間に、この重さを支えるのはつらいというような不満を聞くが、こういった不満には飽き飽きしている。私が持っているスティーヴン・キングの小説『Under the Dome』[未邦訳]は、重さが1300グラムを超えているが、iPadの重さはその半分もない。
いやいやいや。「アンダー・ザ・ドーム」と比べてどうする。

2011年4月分のビーケーワン(bk1)ギフト券(300円割引)

昨日5日に送られてきたオンライン書店ビーケーワンからのメルマガのタイトルが
【bk1】スティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム』アクセル踏みっぱなしの超大作、予約受付中!
となっていました。その効果もあったのか、ビーケーワンでは4月5日付け予約ランキングで『アンダー・ザ・ドーム』が 3位と4位になってますね。

2011年4月5日付け、オンライン書店ビーケーワンの予約ランキングにスティーヴン・キング著「アンダー・ザ・ドーム」
2011年4月5日付け、オンライン書店ビーケーワンの予約ランキングにスティーヴン・キング著「アンダー・ザ・ドーム」

というわけでおなじみビーケーワンの300円割引になるギフト券です。

ギフト券コード: 11affivc04010430

アンダー・ザ・ドーム 上 - オンライン書店ビーケーワン
アンダー・ザ・ドーム 下 - オンライン書店ビーケーワン

以下ビーケーワンからギフト券利用時の注意事項など

※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
※このギフト券は 2011/4/30(土) 23:59 までご利用いただけます。
※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。(送料・手数料を除く)
※モバイルビーケーワンではご利用いただけません。

■ ご利用方法 簡単です!

1) ご注文いただく商品を買物カゴに入れる

2) 買物カゴで【レジへ進む】ボタンをクリックする

3) 【お支払方法選択画面】で、「bk1ポイント・ギフト券を利用する」にチェックする(ショートカットを使わない場合)

4) ギフト券入力欄にギフト券コードを入力する

※ ギフト券コードは << 11affivc04010430 >> です ※
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※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
※税抜3000円以上ご注文の場合にご利用いただけます(送料・手数料を除く)。

5) ご注文確認画面にてギフト券が正しく適用されているかをご確認の上、ご注文手続きを完了してください

※正しく適用されますと金額詳細に「ギフト券適用額」の項目が追加されます。この欄の表示がない場合はギフト券が適用されていませんので「変更する」ボタンを押してあらためてギフト券のお手続きをお試しください

6) ギフト券300円分が適用となり、ご注文金額の合計から300円分が差し引かれる

■ ギフト券の有効期限

2011/4/30(土) 23:59までご利用いただけます。
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■ ご注意

※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。
  (送料・手数料を除く)
※このギフト券はモバイルビーケーワンではご利用いただけません。
※お一人様が同一のギフト券コードを複数回使用することはできません。
※一度のご注文で複数のギフト券コードを使用することはできません。
※ギフト券コードを紛失した場合、払い戻しや再発行はいたしません。
※ご注文完了後にギフト券を適用することはできません。
※不正な使用が発覚した際はアカウントを停止し、相応の損害賠償請求などを行なわせていただく場合がございます。

2011年3月29日火曜日

「アンダー・ザ・ドーム」4月27日発売、上下巻各2900円

文藝春秋のサイトに「アンダー・ザ・ドーム」のページが掲載されていました。表紙画像はまだ無いですが。4月27日発売で、価格は上下巻ともに税込2900円とのこと。

『アンダー・ザ・ドーム 上』(スティーヴン・キング・著 , 白石 朗・訳) | 単行本 | 書籍情報 | 文藝春秋

『アンダー・ザ・ドーム 下』(スティーヴン・キング・著 , 白石 朗・訳) | 単行本 | 書籍情報 | 文藝春秋


アンダー・ザ・ドーム
スティーヴン・キング・著 , 白石 朗・訳
内容紹介:かの名作『IT』『ザ・スタンド』に匹敵、巨匠が放つ新たなる代表作の登場です。小さな町を突如覆った透明な〈ドーム〉。わずかな微粒子を透過するのみで破壊不能、先端は高空に達し、地下深くまで続いている。やがて封鎖された町では独裁的人物が悪辣な陰謀をめぐらせはじめて……。キングが「アクセル踏みっぱなし」で書いたという本作、大作ですがダレるところは一切なし。徹夜の準備をととのえてお読みください。(NS)

定価:2900円(税込)
ページ数:712ページ
判型:四六判並製カバー装
初版発行日:2011年04月30日
ISBNコ−ド:9784163804705


「悪霊の島」とおなじソフトカバーのようですね。



4月9日発売のこちら↓もおもしろそう
『移行化石の発見』(ブライアン・スウィーテク・著 , 野中 香方子・訳) | 単行本 | 書籍情報 | 文藝春秋
内容紹介:ダーウィンは進化論を唱えた際、古代の動物と現世の動物とをつなぐ移行期の種の化石を、証拠として提示できませんでした。しかし1980年代以降、この「移行化石」が続々と見つかり、DNA解析などの最新技術の助けも借りて、魚のヒレが動物の四肢に進化したことや、鳥の祖先が恐竜であることなどが証明されています。小学校で進化論を教えようとしたのを反対されたことがきっかけで、進化生物学をライフワークにした気鋭の科学ジャーナリストが、進化の神秘に迫ります。(TD)

2011年3月24日木曜日

キングがジョー・ヒルと"Walking Dead"の脚本を?

スティーヴン・キングが米ドラマ"Walking Dead"シーズン2のうちの1話の脚本を共同で書く可能性があり、さらに一部ニュースは息子のジョー・ヒルと共同執筆の可能性があると報じています。調べた限りでは、キングが脚本を書くことについて交渉中であるのは本当、ジョー・ヒルと共同執筆になるのかはまだ分からない、といったところです。


"Walking Dead"は同題のアメコミを原作として制作されているドラマで、おなじみフランク・ダラボンがエグゼクティブプロデューサーです。シーズン1は昨年、全6話が放送され、シーズン2は今年6月撮影開始、10月から全13話の放送が予定されています。日本でもFOXムービーが放送しました。


キングが"Walking Dead"の脚本を書くかもしれないという話は、現地時間3月19日に行われた Chicago Comic & Entertainment Expo での会見中にアンドレア役のローリー・ホールデン(『ミスト』にも出演)が明かしていました。Entertainment Weekly誌のウェブサイト EW.com は 3月21日、キングが脚本執筆について話し合いをしていることを認め、さらに現在の計画ではジョー・ヒルと共同で執筆する可能性もありそうだとする記事を掲載しました

ただし同日、StephenKing.com の掲示板に投稿された「キングとジョー・ヒルが共同で脚本を書くというニュースを読みましたが本当ですか」という質問に対してキングのアシスタントは、「スティーヴに聞いてみましたが、現時点では「憶測」だと話していました」と答えています


矛盾しているように思えましたが、EW.com が「キングが脚本執筆について話し合っていることを本誌に認めた」と書いているのだから、脚本を書く可能性があるのは本当である、また、キングのアシスタントが伝えたキングの「憶測」という回答は「ジョー・ヒルとの共同執筆」に限定した答えだと考えればおかしくないです。

Walking Dead - 英語版 Wikipedia

2011年3月18日金曜日

「ダーク・タワー」が9月にニューヨークで製作開始?

Beck/Smith Hollywood というブログが2月17日の記事で、映画「ダーク・タワー」の制作が今年9月ニューヨークで開始されると書いています。今のところ製作時期に言及しているのはこの記事だけだと思いますが、どのていど信頼できるかは不明です。

the first Dark Tower movie is due to commence production in September in New York
英字部分はBeck/Smith Hollywoodより。「チェンバース」と書いてしまいましたが、正しくは「チェンバーズ」です。

Gilles Marini Plans Gathering of ‘DWTS’ Pals to View His ‘Royal Pains’ Guesting

上記リンク記事の一番下で「映画『ダーク・タワー』の制作( production )が9月、ニューヨークで始まる」と書いています。Production が撮影のことを指すかはわかりませんが、9月に撮影というのは公開予定日が2013年5月17日であることを考えると早すぎるような気がします。一方で映画公開後あまり間をおかずにテレビドラマ(8時間程度)も放送されるらしいので、撮りためておく必要があるのかもしれません。まあ仮に撮影だとしても合成用の背景画を先に撮っておくだけ、ということもありそうです。

(参考)最近の海外ドラマではこれだけの合成が行われている


「ダーク・タワー」全体とニューヨークの関係からニューヨークで撮影が行なわれるのはほぼ確実でしょう。ただこの記事では、9月製作開始と書く直前に(ローランドらにふれる前に)、ほかのニュース記事がほとんど触れていないジェイクについて言及しており、ニューヨークとジェイクとの関係を考えるとこの記事の信憑性を高めていると思います。


3月18日現在、ジェイクを誰が演じるのかは不明で、噂もありません。ローランド役を正式にオファーされているハビエル・バルデムはまだ決断していない模様で、いまのところ出演が決定している人は一人も発表されていません。



ちなみにスティーヴン・キング公式サイト掲示板の上部にあるロゴマーク画像、これの"K"の字にとまっている鳥(カラスでしょうが)の名前も"Jake(ジェイク)"です

2011年2月26日土曜日

キングの最新作は今年も11月に出版予定。2週間以内に何らかのアナウンスがある模様

09年の長編"Under the Dome邦訳は今年4月末)"、2010年の短編集"Full Dark, No Stars"に続いて今年も11月にキングの新刊が出版されます。今のところ、どのような作品かはまったく不明です。キングのアシスタントによると、現在ウェブページを作成中であり、確実ではないものの 2週間以内に何らかの情報を発表する予定であるとのこと。

ソース:


スティーヴン・キング公式サイトの掲示板では、あれこれ憶測が飛び交っており、「シャイニング」のダニー・トランスが40歳になって登場するという「ドクター・スリープ」や、「ダーク・タワー」新刊"The Wind Through The Keyhole"を皆さん期待されている様子です(どちらを先に書いてほしいか、というアンケートの結果が発表されたのは 2010年01月でした)。もちろんこの2作品に限らず、他の作品である可能性もあります。アシスタントの返答は今のところ下のように口をチャックで閉じるマークを示すだけなので、もうすこし待ちましょう。

2011年2月20日日曜日

アンケート紹介「スティーヴン・キング原作映画の傑作と言えば?」

映画レビューがメインのブログサブタレイニアンが最近、「スティーヴン・キング原作映画の傑作と言えば?」というアンケートを実施していたようで、その結果が公開されています。

Subterranean サブタレイニアン: サブタレアンケート 結果発表

結果は上のリンクから。妥当な結果でしょう。

2011年2月11日金曜日

ハビエル・バルデムはまだ決断していない模様

公式サイト StephenKing.com の、「ダーク・タワー」映像化のローランド役をハビエル・バルデムにオファーしている旨を述べた記事中に次の一文が追加されていました。

ハビエルがローランド役を引き受けるかどうかについて決断があればすぐにこのサイトでもアナウンスします。
We will post more info on whether or not Javier accepts the role as soon as a decision has been made.

StephenKing.com は「ダーク・タワー」映像化関連については特にすばやく公式情報を出してくれるので、上のように記述があるということはローランド役はまだ決まっていない、ということです。ちなみにスザンナ役としてジェニファー・カーペンターの名前を挙げたニュース記事がいくつかありますが、この件については「完全に噂」と述べられています

「アンダー・ザ・ドーム(仮?)」は上下巻で4月末発売らしい

tkrさんがツイッター上の投稿をまとめたものを(あるはずの無いネタバレ警戒のため薄目で)眺めていたら、文藝春秋書籍営業部アカウントの人が「4月末刊行予定」と案内されていました。

「Under the Dome」翻訳校正絶好調! その3 - Togetter

@cheritirop 『アンダー・ザ・ドーム(上下)』は全1,360P超の超大作ですが、1Pたりとも退屈させる所がありません。いつもながらですが、「よくもまあこんなストーリーを考えつくなあ」と感心する、キングの才気が“爆発”した作品。4月末刊行予定です。どうかお楽しみに~。less than a minute ago via web



ということらしいです。ゴールデンウィークの頭か直前なので、人によっては1360ページの大作に取り組むにちょうど良い発売日ですね。


ちなみにこの流れで「ところで『不眠症』は文庫化されないのでしょうか…?」と質問された方に対しては、次のように返答がありました。

@biwacom 『不眠症』の文庫化の件ですが、担当に確認をしたところ、「文庫化できないでもないのだが……、もう少しお待ち下さい」とのこと。曖昧で申し訳ありません。less than a minute ago via web



「不眠症」文庫化はいつだろうかという話題は以前も取り上げたのですが、あまり期待できないかも(笑)

2011年1月28日金曜日

【公式情報】ハビエル・バルデムにローランド役を出演依頼!

ハビエル・バルデム、映画「ビューティフル BIUTIFUL」でアカデミー賞主演男優賞候補

スティーヴン・キングの長編「ダーク・タワー」の映像化を手掛けるロン・ハワードと NBC ユニヴァーサルが、俳優ハビエル・バルデムに主人公ローランド役を正式に依頼したことが分かりました。米サイト Deadline が報じ、スティーヴン・キングのパーソナルアシスタントもキング公式サイトの掲示板で出演依頼が事実であると認めています。ハビエル・バルデムがこの依頼を引き受けるかが注目されます。

Javier Bardem Wanted For 'The Dark Tower' - Deadline.com
Official Casting News - スティーヴン・キング公式サイト掲示板


キングのアシスタントであるマーシャ・デフィリッポが「今回の発表は Deadline Hollywood を通じて行われました」と書いているので、Deadline が業界の噂を取り上げたというものではなく、この記事内容は信頼性の高いものです(そもそも記事執筆者のマイク・フレミングが映画業界の看板記者の一人らしいですが)。


記事内容から重要な部分をピックアップ
  • 出演依頼は正式なものだが、本格的な交渉(formal negotiations)はまだ始まっていない
  • アキヴァ・ゴールズマンは映画第1作の脚本を書き上げた
  • 映画第2作は映画第1作が終わったところから始まる(つまりその間に放送される、6-8時間とされるTVミニシリーズはその2作品のストーリーを直接つなぐものではない)
  • 映画第3作について、「再びオリジナルキャストが出演する」とある(映画第2作後の、ローランドが10代の頃を取り上げると思われる TVミニシリーズ第2部ではローランド役にもっと若い役者が当たるという予測が正しそう)


他にディフィリッポは「バルデム氏が引き受けたかどうかは把握していないが、もし彼にその気がまったく無いなら、おそらく彼ら(ハワードら)は今回の発表をしなかったでしょう。」「スティーヴはこのオファーをうれしく思っており、"a very good choice"だと考えている」「他の出演者についてはまったく聞いてない」とも書いています。とりあえず出演決定が正式に発表されるのを待ちましょうか。

2011年1月25日火曜日

キングは小説執筆時に MS Word for Mac を使用している

スティーヴン・キングは小説を書くとき、主にマイクロソフト Word for Mac を使っているようです。

Writing Program - StephenKing.com の掲示板

キングのアシスタントであるマーシャ・ディフィリッポが StephenKing.com の掲示板に投稿された質問に答えています。これによるとキングは、小説執筆時に Word for Mac を、脚本執筆時は Final Draft というソフトを使っているとのこと。どちらもその業界で最もよく使われているソフトだそうで、小説執筆時にはダブルスペース以外に特別な機能は必要なく、MS Word でまったく問題が無いとか。

次の画像、左がダブルスペースで、右がシングルスペースの形式です。

「ダーク・タワー」映像化のキャスト発表の続報

先週19日の記事で、「ダーク・タワー」映像化のプロデューサー Brian Grazer がローランド役の俳優を1週間以内に発表すると話したことをお伝えしました。

これは現地時間16日に行われたゴールデングローブ賞授賞式後のインタビュー中の発言で、そのときに「Within a Week」と話していたのですが、1週間以上が過ぎた現在、まだ発表はありません。


で、日本時間25日午前1時(現地時間24日午前11時頃、月曜日)ごろ、スティーヴン・キングのアシスタントであるマーシャ・デフィリッポが公式サイトの掲示板で次のように投稿しています。

スティーヴン・キング公式サイトの掲示板より

私の理解するところでは、彼らはキャスティングの発表を計画しており、今週中の可能性もある

My understanding is they're planning to start announcing casting choices, possibly this week.

というわけで、先週時点の話に比べれば発表時期がはっきりしませんが、近いうちに発表するつもりでいるのは確かなようです。

過去記事:
「ダーク・タワー」映像化、ローランド役の発表はもうすぐ? TV版は1シーズン6-8話?
「ダーク・タワー」映画第1作について小ネタ

2011年1月21日金曜日

キング作品関連Tシャツ

ホラー専門のデザインTシャツを販売しているサイトがあるのですが(英語)、ここには当然スティーヴン・キングに関連したデザインもあるので一部紹介。他にもあります。

Horror T-Shirts : FRIGHT-RAGS

Pennywise from IT T-Shirts, fright-rags.com
ペニーワイズ from IT


Christine T-Shirts fright-rags.com
クリスティーン


Maximum Overdrive T-Shirts fright-rags.com
Maximum Overdrive


シャツの画像は無いのですが、「シャイニング」ももちろんありますこんな風にできた相方がいなくても金出せばいけるよ。


以前に紹介しましたが、スティーヴン・キング公式サイトのオフィシャルサイトもあります。
過去記事「スティーヴン・キング公式サイトのオフィシャルストアとか

2011年1月19日水曜日

「ダーク・タワー」映像化、ローランド役の発表はもうすぐ? TV版は1シーズン6-8話?

MTVのブログが報じるところによると、「ダーク・タワー」映像化にプロデューサーとして参加する Brian Grazer がインタビューで、1週間以内にローランド役を発表すると話したそうです。映画第1作は 2013年5月17日公開の予定であることを考えると、発表がずいぶん早くないかと思うのですが、記事によるとそうらしいです。

'The Dark Tower' Casting EXCLUSIVE: Roland Will Be Revealed This Week, Says Brian Grazer!

ちなみに 2010年末の NYPOST.com が「ダーク・タワー」映像化のローランド役について、ハビエル・バルデムが最有力、ヴィゴ・モーテンセンが僅差の2番手と報じていました。ただし、1月14日にラジオ出演したロン・ハワード監督は、その二人の名前が挙がっている事について尋ねられて「ほかにも候補はいる」と即答しています。また、「まだキャスティングの初期段階だし、脚本も出来てない。まだその話をするには早すぎる」と話したばかりなのですが。

H'wood hot to cast 'Tower' - NYPOST.com
Ron Howard’s ‘The Dark Tower’ TV Series Will Be Six Hour Mini-Series; Bardem, Mortensen and Other Actors Are Being Considered - /Film

画像検索→ハビエル・バルデムヴィゴ・モーテンセン


さらにハワード監督はテレビシリーズについて「6-8時間」とも話しており、少なくとも TV版第1シーズンは 1時間×6-8話で、もしかすると第2シーズンも 1時間×6-8話ぐらいかもしれません(シーズン1,2あわせて6-8時間ではないと思いますが)。ほかに映像化の対象として小説版だけではなくグラフィックノベル(小説で言うメジス男爵領やスーザン・デルガドのあたり)も含まれることが改めて言及されています。


「ダーク・タワー」映像化は、映画3本とその合間にテレビ版を1シーズンずつ計2シーズンを同一キャストで行なわれるという計画で、撮影期間が長期にわたると予想されることから、役者を集めるのに苦労するのではないかという懸念がありますが、大物の配役はあるのでしょうか? ちなみに以前書いたように TV版第2シーズンでローランドが10代の頃を取り上げる可能性が高く、この第2シーズンは別のもっと若い俳優がローランドを演じることも考えられます。



また NYPOST.com(1月7日付)は、スザンナ・ディーン役をナオミ・ハリスが務めるという噂を聞いたと書いていますが、ローランド役が発表されるとして、スザンナ役が同時に発表されるのかは不明です。

We hear - NYPOST.com

Naomi Harris act the Dark Tower Sussanah Dean?
ナオミ・ハリス

余談ですが、スティーブン・セガールがガンスリンガーだった件について ↓
スティーブン・セガール副業は警察官、しかも「日本びいきな銃の指導」をするらしい - ポーチ