2007年11月1日木曜日

"Cell"の邦訳は「携帯ゾンビ」ではなく「セル」

今日届いた新潮社のメールマガジンの新刊案内によると、スティーヴンキングの"Cell"の邦訳は、以前お伝えした「携帯ゾンビ」ではなく、「セル」の題で発売されるようです。そのままですね。

携帯ゾンビというタイトルを聞いた時は疑ったんですが、全国書店ネットワークe-honというサイトの11月期新潮社文庫新刊案内を見ると、本当に携帯ゾンビとなっていました。他の出版社のページの新作タイトルには、(仮題)と付けられたものもあったので、携帯ゾンビという題に決まったんだと思ったんですけどね。

以前お伝えした情報は間違っていました。正しくは"Cell"の邦訳は「携帯ゾンビ」ではなく、「セル」です。

スティーヴン・キング - 新潮社詳しくはこちら

「セル(上)」
スティーヴン・キング/著 白石朗/訳
2007年12月1日発売 740円(予定)
穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。《パルス》。そのとき携帯電 話(セル)を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に――。目前で突然繰 り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が? 別居中の妻と息子は? 巨匠の会心作、開幕!


「セル(下)」
スティーヴン・キング/著 白石朗/訳
2007年12月1日発売 740円(予定)
ゲイのトム、十五歳の少女アリスが仲間に加わった。クレイは彼らとともに、最愛の息子の無事を祈りながら「我が 家」のあるメイン州を目指す。だがその一方で携帯狂人たちは群れを形成するようになり、振る舞いも進化していく。そして、リーダーらしき人物の登場……。 絶望的なまでに人無き荒野をゆく三人の旅のゆくえと、彼らを襲う悲劇とは。人類の未来をも問う、心揺さぶる結末。


発売日は12月1日とありますが、実際には11月28日には店頭に並ぶ可能性は高いと思います。