2009年10月27日火曜日

キング絶賛、メグ・ガーディナー著「チャイナ・レイク」

メグ・ガーディナー(著)「チャイナ・レイク」

「チャイナ・レイク」メグ・ガーディナー(著)
ISBN: 978-4-15-178501-6
刊行日: 2009年11月6日
1,050円
 
〈本年度アメリカ探偵作家クラブ賞受賞〉基地の町に暗躍するカルト教団と女性弁護士が対決! スティーヴン・キング激賞の新星

チャイナ・レイク: ハヤカワ・オンライン


スティーヴン・キング絶賛本の登場です。メグ・ガーディナーについては、2007年に Entertainment Weekly 掲載のコラム The Pop of King 1回分を費やして称賛しています。

Stephen King on Meg Gardiner - EW.com
(「チャイナ・レイク」を読み終わったあと、わたしはサスペンス小説界の次のスーパースターを見つけたと気づいた。convinced I had found the next suspense superstar.

この女性はマイケル・コナリーと同じぐらい優れていて、ジャネット・イヴァノヴィッチよりはるかに良い。this woman is as good as Michael Connelly and far better than Janet Evanovich.


ジャネット・イヴァノヴィッチは(どこかで聞いたことがあると思ったけど)、米経済誌 Forbes 掲載の「世界で最も稼ぐ作家ベスト10」第9位です。


コラムで取り上げたのは、メグ・ガーディナーがこれほど優れた小説を4冊も書いているのに、イギリスでほとんど売れていなかったこと、さらにアメリカでは1冊も出版されていなかったことも理由のひとつでしょう。それでも「マイケル・コナリーと同じぐらい」とまで書いてるから、ハヤカワ書房が「スティーヴン・キング激賞の新星」というのも、無理のある主張ではないです。

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