Stephen King on proposed 'Shining' sequel: 'People shouldn't hold their breath'
「すばらしい考えだが、今すぐ取り掛かることは出来ない。だから読者は期待して待っていてはいけない。シャイニングの続編 Dr. Sleep / ドクター・スリープを書きたいとは思っている。(シャイニングの続編があるとしたらどんなものになりそうかを明かした)トロントのイベントでは『おそらく書くことはない』と話したが、しかし『おそらく』と『絶対に』とは違う。だからもしかすると」とのこと。
キングは Under the Dome のプロモーションツアー終了後に(つまり今ぐらいから)何かの小説に取り掛かると以前話していましたが、メールの文からすると「ドクター・スリープ」ではないですね。おそらくその後に「ダーク・タワー」第8巻を執筆する予定で、さらにピーター・ストラウブとの共著「タリスマン」シリーズ第3作も「2年以内に」取り掛かりたいと話しています。だから「シャイニング」続編があるとしても 2、3年以上先のことかと。そんなに長い間「息をとめて待って(hold their breath)」いたら死んでしまいますからゆっくり待ちましょう。
それとシネマトゥデイは11月26日の記事「スティーヴン・キングが『シャイニング』の続編を執筆!続編も映画化か?」で次のように書いています。
カナダ・トロントのキャノン・シアターで新作小説「アンダー・ザ・ドーム」(原題)を披露したキングが、「シャイニング」の続編の執筆を夏から開始していることを明らかにした。しかし、EW.com へのメールからは今も執筆中ということはないはず。もちろん完成してもいないはずです。トロントのイベントでデヴィッド・クローネンバーグから「過去の作品の登場人物についてその後どうしているだろう、と考えることはある?」と聞かれて話したのが Dr.Sleep なわけですが、シネマトゥデイの記事にあるとおりに Dr. Sleep を今年夏から書き始めているというのではなくて、「ダニー・トランスのその後」について今年夏に考えたのが Dr. Sleep だ、ということかと思います。
ちなみに、過去記事からの引用ですが、Dr.Sleep は次のような設定。
「シャイニング」でホテルと父親から生き延びた「ダニー・トランス」は現在40歳。「輝き(Shining)」の力を使って、勝ち馬を選び、競馬で金を稼いでいる。同時に、高齢者の終末期を支えるホスピスでも仕事をしている。ダニーの特別な能力を同僚も認めており、入所者(患者)が最後のときを迎えると、ダニーが呼ばれる。ダニーは患者の手を握り「心配ない、大丈夫だよ」と声をかけながら、「輝き」を使って、苦しまずあの世へ行けるように手助けをしている。
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