2008年3月2日日曜日

「トム・クランシー meets スティーヴン・キング」がキャッチコピーのゲーム

Tom Clancy meets Stephen King
開発中のゲーム"Prototype"のキャッチコピーは、「トム・クランシー meets スティーヴン・キング」らしい。もちろんメーカーが勝手につけたキャッチコピーだろう。

Sierra一押しのタイトル「Prototype」のデモが,セッションで公開-4Gamers.net

このエントリーに関係のある部分を引用させてもらうと、


 PrototypeはカナダのRadical Entertainmentが開発している三人称アクションで,遺伝子操作で人間離れしたパワーと変身能力を獲得したけど記憶がなくなった男が主人公だ。失われた記憶を求めて戦いを続けるうちに,その背後にある巨大な陰謀に気づくというストーリーらしい。

 冒頭,主人公のAlex Mercerはビルの屋上に立っている。場所はニューヨークだ。彼はそこから人間離れしたジャンプをかまして地上に降り立つ。画面はかなり引き目で, Alexの姿も小さいが,町並みの作り込みや雰囲気は良い。道には歩行者が行きかい,タクシーやトラックなども走っている。そんな中,彼は特殊能力を発揮して腕を変形させ,刀のようにする。ちょっと「寄生獣」っぽい。とはいえ,敵らしい姿はない。どうするのかと思ってみていると,やにわにそこらへんの一般人を惨殺し始めるのだ。そのへんを歩いていた女性をつかみ上げて胴体を輪切りにし,道を渡っていた男性の首を引っこ抜き,止めに入った男を道に叩きつけて頭を踏み潰す。ほとんど(というか間違いなく)通り魔。
 ちなみに,筆者の周囲に座っていたのはほとんどがアメリカ人で,しかもゲーム開発者というやや特殊な人達。わけが分からないのは私と同じだが,「いいぞ,もっとやれ」と大喜び。大丈夫か?

 Tim氏によると,Alexのキャラクターは映画「スター・ウォーズ」のダース・モールや,トマス・ハリス作品のハンニバル・レクター博士などをイメージソースにしているとのことで,ちょっとばかり,なるほど。
 当然ながら,彼を抑えるために軍隊が出動するが,Alexは戦車のハッチをこじ開けて乗員をこま切れにし,ヘリコプターにはトラックを投げつけてぶつけ,そのへんの兵士は連続して輪切りにしてしまう。どう考えてもレーティングが気になるほどのバイオレンスぶりだが,そこへ,どこからともなく3匹のクリーチャーが現われてAlexに襲いかかってくる。
 というわけで,次はAlexと軍隊とクリーチャーによる三つ巴の戦いに。彼の運動能力はものすごく,ビルでもなんでも駆けあがり,どんなに高いところから飛び降りても平気である。軍隊は戦車や戦闘ヘリコプターなどを繰り出し,人々は逃げ出し,車は宙を舞う,というあたりでデモは終了した。
 メーカーのキャッチコピーの一つに「Tom Clancy meets Stephen King」というのがあるのだが,まさにそんな感じがしてくるデモだった。



上の説明からトム・クランシーらしい部分を引くと、残りは

「そのへんを歩いていた女性をつかみ上げて胴体を輪切りにし,道を渡っていた男性の首を引っこ抜き,止めに入った男を道に叩きつけて頭を踏み潰す。ほとんど(というか間違いなく)通り魔。」

とか、

「Alexは(略)乗員をこま切れにし,(略)そのへんの兵士は連続して輪切りにしてしまう。どう考えてもレーティングが気になるほどのバイオレンスぶりだが,そこへ,どこからともなく3匹のクリーチャーが現われてAlexに襲いかかってくる。」

になるけど、このあたりが「スティーヴン・キングらしい」ってことなんだろうか?

「Prototype」は2008年発売予定。デモはXbox360で行われた。ただし、日本での発売は未定。


Amazon.com:Stephen King's F13

↑スティーヴン・キングが関わったゲーム? よく知らないけど。

0 件のコメント: