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2009年11月13日金曜日

Under the Dome は HBO で TVミニシリーズ化

スティーヴン・キングは11月11日、ボルチモアのウォルマートで開かれたサイン会で、Under the Dome は HBO で TVミニシリーズ化される話があると明かしました。



またビデオでは9分25秒から、「Cell の脚本を書き終えた」と話しています。ジョン・ハリソン が、「セル」を4時間の TV ミニシリーズにするための脚本を書いていると聞いていたので、キング自身が関わっているというのは驚きのニュースです。「小説のラストについて苦情をたくさんもらったから、全部変えた changed everything」と述べています(リップサービスかもしれないけど)。

ウォルマートのサイン会の写真10枚


過去記事:
Under the Dome の映像化権に動きが
ドラマ版「コロラド・キッド」Haven は 2010年秋公開か

2009年7月14日火曜日

「セル」映画化中止、TV ミニシリーズに

FANGORIA によると、映画化される予定だった「セル」は、テレビ向けミニシリーズになるそうです。

Stephen King’s CELL will now ring as TV miniseries

記事によると、モントリオールで開催中の Fantasia film festivalジョン・ハリソン が、「セル」を4時間の TV ミニシリーズにするための脚本を書いていると話した模様。

ジョン・ハリソンは、Fantasia film festival が北米初公開の、クライヴ・バーカー原作映画 Book of Blood の監督・脚本を務めた。他にテレビ向け Tales from the Darkside: Sorry, Right Number(1987、電話はどこから…?)の監督や、「フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語」の監督、ジョージ・ロメロ監督の Diary of the Dead(2007)の製作総指揮など。

映画「セル」の脚本担当には Larry Karaszewski と Scott Alexander の名前が挙がっていましたが(07年10月)、現在もこの二人が関わっているのかは分かりません。(この二人は映画「1408号室」でも脚本)

最初からテレビ向けに作られるということで、元記事には「セル」の特に前半の残虐さが薄れてしまうのでは、と懸念するコメントも見られます。イーライ・ロスは「セル」の製作から離れた理由として、他の製作陣とどういう映画にするかで意見の違いがあったと述べていますが、相違点というのはこの辺にもあったのかもしれませんね。


クライヴ・バーカー原作『BOOK OF BLOOD』には血が出ない? - ZOMBIE手帖ブログ



イーライ・ロス、映画「セル」撤退のもうひとつの理由

スティーヴン・キングの Cell / セル の映画化から下りたことが2ヶ月前に判明したイーライ・ロスは、その理由として、自分で書いたストーリーの映画を製作したいから、と話していましたが、ShockTillYouDrop.com の最近の記事で、もうひとつ別の理由も述べています。

Eli Roth Not Involved with Hostel III - ShockTillYouDrop.com

記事によると、Cell をどういう映画にするかについて、他の製作陣と意見の相違があったことも、映画 Cell の製作を離れる理由だったそうです。

ということは、映画「セル」は、イーライ・ロスがあまり気に入らない感じのビジョンに基づいて製作される可能性があるということでしょうか。ちょっと残念ですね(ワインスタイン・カンパニーだからそんなに変なことにはならなそうですが)。
We also asked Roth whether the movie based on Stephen King's Cell was still happening, since we hadn't heard much about it since Roth was doing press for Hostel: Part II two years ago. "I walked off 'Cell' kind of quietly," he admitted. "There was just sort of a difference in opinion on how to make to film and what the story should be, and there's a different direction the studio wants to go with it. It was very friendly because it's the Weinsteins, they made 'Inglourious Basterds' and we're all friends. I said, 'I'm not really interested in doing the film this way. You guys go ahead and I'm going to make my own films.' I've also learned that I really am only interested in directing original stories that I write, that's another thing I learned through that whole process."

2008年2月18日月曜日

『ダーク・タワー』の翻訳者 風間賢二氏が語る『セル』

MSN産経ニュースに風間賢二氏の書評【週末読む、観る】『セル 上・下』携帯電話からの謎の電磁波が掲載されました。

スティーヴン・キングファンならご存知の通り、風間氏は『ダーク・タワー』シリーズの翻訳者。ほかにスティーヴン・キング研究書『コンプリート スティーヴン・キング(増補改訂新装版)』(共編)などがある。この『セル』の書評はプリントアウトして『コンプリート スティーヴン・キング』に挟みましょう。



しかし、久しぶりにアクセスしたMSNは相変わらずページが重い。マイクロソフトはYahoo!を買収するとか言う前に、MSNをもっとサクサク表示する努力をしたほうがいいと思う。

2008年2月5日火曜日

ママメーターではかるスティーヴン・キング作品の怖さ

2008年2月3日、Daily News.com にスティーヴン・キング作品の怖さを「ママ・メーター」ではかろうという記事が掲載されました。

Stephen King's shining moments
BY SHERRYL CONNELLY

キング作品は母親を呼びたくなるほど怖いから、「ママ・メーター/Mama-Meter」略してMMという単位を用いてスティーヴン・キング作品の怖さを表してみた、という記事です。

記事中の各作品を紹介すると、
CELL (2006) MM: 8
THE STAND:The Complete and Uncut Edition (1990) MM: 9
THE LANGOLIERS (1990) MM: 7
SALEM'S LOT (1975) MM 7
MISERY (1987) MM: 8
CUJO (1981) MM: 8
FIRESTARTER (1980) MM: 9
CHILDREN OF THE CORN (1977) MM: 10
THE SHINING (1977) MM: 10
CARRIE (1974) MM: 9

CHILDREN OF THE CORN/トウモロコシ畑の子供たち」がMM10というのは同意できる。
トウモロコシ畑の子供たち」は、同題の文庫「トウモロコシ畑の子供たち」 (扶桑社ミステリー) に収録。

余談ですが、iPod touch に、これまでの8GB、16GBに加えて、32GB モデルが登場するようですね。iPod touch-Apple

2007年12月18日火曜日

Stephen King's The Mist公開4週目は第18位

スティーヴン・キング著「」が原作の映画"Stephen King's The Mist"の公開4週目の週末の興行収入成績(Box Office調べ)は18位だった。先週の10位から大きく順位を下げトップ10からはずれた。

(Box Office 12月14日~16日)
順位(先週順位) タイトル 興収$ 累計$
  1. (-) 「アイ・アム・レジェンド」 77.2M 77.2M
  2. (-) 「Alvin and the Chipmunks」 44.3M 44.3M
  3. (1) 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」 8.8M 40.7M
  4. (2) 「魔法にかけられて」 5.5M 91.8M
  5. (6) 「ノーカントリー」 2.8M 33.4M
  6. (-) 「The Perfect Holiday」 2.3M 2.9M
  7. (3) 「This Christmas」 2.3M 46.0M
  8. (4) 「ブラザーサンタ」 2.2M 68.9M
  9. (15) 「つぐない」 1.8M 2.9M
  10. (7) 「August Rush」 1.8M 28.0M
18. (10)「Stephen King's The Mist」 0.5M 24.9M

アイ・アム・レジェンドが圧勝。週末3日間だけで87億円を稼いだ。12月公開作品のオープニングでは過去最高の興行収入だとか。以下、ブルームバーグのニュースの一文を引用。
調査会社メディア・バイ・ナンバーズのポール・ダーガラベディアン社長は「ウィル・スミスは確実に役目を果たした」と語り、「落ちぶれた役であろうと、地球を救う役であろうと彼が出演していれば、映画は公開される」と述べた。

セル」映画化のときはウィル・スミスに携帯ゾンビ役やってもらいますか。まだキャスト決まってないだろうし、「ラゲディ・マン」って黒人だったし。

Stephen King's The Mistオフィシャルサイト
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著「霧」所収;闇の展覧会Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著スケルトン・クルー(1)骸骨乗組員

2007年12月8日土曜日

「セル」の姉妹編のような映画近日公開

映画のタイトルは「パルス」です。とりあえず、下の公式サイトの「story」を読んでもらうとして、

映画「パルス」Official Site
Yahoo! Movies - Pulse Trailers

シアターN渋谷の「パルス」作品情報より
黒澤清監督作品『回路』をハリウッドでリメイクした話題作!
全米ランキング2週連続ベスト10入り!!
インターネットを舞台に巻き起こるサイバー・ネオ・ホラー

コンピューターオタクの学生ジョシュが突然学校から姿を消す。
そして元カノの留守電にジョシュが伝言を残していた。
彼の声の様子がいつもと違う事に疑問を感じたマティは、ジョシュの自宅を訪ねると、生気を無くしたジョシュが現れ「ここにいて」と言い隣の部屋に行き、電気コードを使って首吊り自殺をしてしまう。
あくる日、マティが友達同士でオンラインチャットをしていると死んだはずのジョシュから「助けて」とコンピューター上にメッセージが入った。
マティはジョシュの自宅のコンピューターを誰かがいたずらしていると思い、友達のダグラスにジョシュの家に偵察しに行くよう頼む。
ダグラスがジョシュの部屋に入ると赤いガムテープが張り巡らされていた。
ジョシュのパソコンを接続すると、画面に「幽霊に会いたいですか」という不気味なメッセージが。
そして奇怪な映像はウィルスのように一帯に広がり、恐るべき事態が彼らに襲いかかるのだった。



電気回路を通して起きた現象が世界を崩壊させる設定が、スティーヴン・キングの「セル」に似ているかなと。出てくるのもゾンビっぽいですし(実際は幽霊?)、タイトルも「パルス」だし。

東京:シアターN渋谷(12月22日)と千葉:XYZシネマズ蘇我(1月5日から)、大阪ホクテンザのみでの公開。私はわざわざこれを見に京都から大阪までは行かないです。

2007年12月4日火曜日

新刊「セル」についての本当にちょっとした話

翻訳の誤りと思われる箇所についてです。「セル(上)」の43ページのうしろから2行目に


ホテル最上階からふたりめの跳躍者が空に向けて身を躍らせ、間をおかずにふたり組が屋上から身を躍らせた。


とあります。原著で確かめたわけではありませんが、「ふたりめの跳躍者」は「ひとりめの跳躍者」ではないでしょうか?

それより前に一人目の記述が無く、また、もし二人目が飛び降りたあとに(間を置かずに)ふたり組が飛び降りたなら、飛び降りたのは4人ということになりますが、44ページ5行目に「自殺トリオ」とあり、飛び降りた三人についての記述があることからも「ふたりめの跳躍者」ではなく「ひとりめの跳躍者」だと思います。

というわけで本当にちょっとした話でした。

↓こっちは全然ちょっとした話ではない。冒険だし。
スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室:「セル」をめぐる冒険

ホントにダーク・タワーシリーズがいくら売れてるのか知りたい。あと出版社は違うけど「死のロングウォーク」もどれぐらい売れているのか気になる。Amazonでスティーヴン・キングの本を売れている順番に並べ変えると「死のロングウォーク」はいつも上位に表示されているから。

Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著「セル
Amazon.co.jp:スティーヴン・キング著「死のロングウォーク

(追記)原著で確かめたわけではないから、翻訳の誤りとは限らないです。

2007年11月28日水曜日

「セル」発売

スティーヴン・キングの新作「セル」が、新潮社から今日2007年11月28日発売された。

セルの上巻についている帯には以下の記述がある。

新潮文庫 スティーヴン・キングの絶品短篇集
  • 97万部!スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編 永遠の名作
  • 48万部!ゴールデンボーイ 恐怖の四季春夏編 映画「ショーシャンクの空に」原作収録
  • 7万部!第四解剖室 O・ヘンリ賞受賞作収録
  • 10万部!幸運の25セント硬貨 全米100万部突破


「スタンド・バイ・ミー」と「ゴールデンボーイ」の売上の差はなんでしょう。

わたしは、この差は、映画「スタンド・バイ・ミー」と「ショーシャンクの空に」の原作者がスティーヴン・キングであることを知らない人がとても多い、ということが一因だと思う。

つまり、「スタンド・バイ・ミー」は、(新潮文庫夏の100冊のような企画でヒラ積みされていることも多い)文庫の表紙とタイトルを見て、映画を好きな人が買っていく機会が多く、一方、「ゴールデンボーイ」は、映画「ショーシャンクの空に」を好きな人でも、「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」が収録されていることなど、そうと知らなければ気付きもしないでしょう(たとえ、本棚から抜き出して手にとったとしても)。

ここは太宰治「人間失格」の、最近の成功に学ぶ必要があるんじゃないでしょうか。
「人間失格」の最近の成功というのは、文庫の表紙に人気漫画「デスノート」の漫画家・小畑 健の描いたイラストを載せた途端、売上が3~4倍(追記 半年で13万部以上)になったというもので、ご存知の方も多いと思います。

これにならって、「ゴールデンボーイ」表紙を思い切って、映画「ショーシャンクの空に」の写真(右上)に変えてしまい、文庫本のタイトルも「ショーシャンクの空に」に変えてしまう、というのはどうでしょうか。本屋さんには、「人間失格」バカ売れの話を持ち出して、一定期間ヒラ積みしてもらいましょう。

目指せ、売上4倍!200万部突破!

(「人間失格」の売上4倍も、累計の売り上げが4倍になったわけではないですが、「ショーシャンク」人気は絶大だから)




(追伸)スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室:「セル」をめぐる冒険
によると、「ゴールデンボーイ」には、「ショーシャンクの空に」とのタイアップ版はすでにあるとのこと。そうですか…。勉強不足でした。

でもそれなら、なおのこと「ゴールデンボーイ」から「ショーシャンクの空に」に変えたらどうかと言いたいですね。

2007年11月21日水曜日

新作「セル」の表紙画像が公開された。

スティーヴン・キング著「セル」上巻表紙スティーヴン・キング著「セル」下巻表紙

新潮社のサイトで公開されました。

2007年11月1日木曜日

"Cell"の邦訳は「携帯ゾンビ」ではなく「セル」

今日届いた新潮社のメールマガジンの新刊案内によると、スティーヴンキングの"Cell"の邦訳は、以前お伝えした「携帯ゾンビ」ではなく、「セル」の題で発売されるようです。そのままですね。

携帯ゾンビというタイトルを聞いた時は疑ったんですが、全国書店ネットワークe-honというサイトの11月期新潮社文庫新刊案内を見ると、本当に携帯ゾンビとなっていました。他の出版社のページの新作タイトルには、(仮題)と付けられたものもあったので、携帯ゾンビという題に決まったんだと思ったんですけどね。

以前お伝えした情報は間違っていました。正しくは"Cell"の邦訳は「携帯ゾンビ」ではなく、「セル」です。

スティーヴン・キング - 新潮社詳しくはこちら

「セル(上)」
スティーヴン・キング/著 白石朗/訳
2007年12月1日発売 740円(予定)
穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。《パルス》。そのとき携帯電 話(セル)を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に――。目前で突然繰 り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が? 別居中の妻と息子は? 巨匠の会心作、開幕!


「セル(下)」
スティーヴン・キング/著 白石朗/訳
2007年12月1日発売 740円(予定)
ゲイのトム、十五歳の少女アリスが仲間に加わった。クレイは彼らとともに、最愛の息子の無事を祈りながら「我が 家」のあるメイン州を目指す。だがその一方で携帯狂人たちは群れを形成するようになり、振る舞いも進化していく。そして、リーダーらしき人物の登場……。 絶望的なまでに人無き荒野をゆく三人の旅のゆくえと、彼らを襲う悲劇とは。人類の未来をも問う、心揺さぶる結末。


発売日は12月1日とありますが、実際には11月28日には店頭に並ぶ可能性は高いと思います。

2007年10月23日火曜日

"cell"邦訳は「携帯ゾンビ」11/28発売

スティーヴンキングの長編小説"Cell"の邦訳が、新潮社より11月28日に発売される。
携帯ゾンビ

著者: スティーヴンキング
訳: 白石朗
価格: 上 780円、下 740円
発売日: 2007年11月28日

ちなみに"Cell"は、2009年にイーライ・ロス(Eli roth)監督、脚本 Larry Karaszewski と Scott Alexander で映画化される予定。映画のタイトルは"The Cell"。

脚本のふたりは、今年2007年に公開されたキングの小説が原作の映画"1408"にも関わっている。また、2009年に公開される"Ripley's Believe It or Not!"も脚本するらしい。これは、スティーヴンキングが、Nightmares & dreamscapes の前書きで、
「そのころ、私に不思議かつ驚くべき事実の数々教えてくれた主たる情報源は、ポケットブックから出ていた『リプリーの信じようと信じまいと!』だった。…。このペーパーバックシリーズは--少なくとも私にとっては--世界中でいちばんすばらしいお楽しみであり…」(永井淳訳、ドランのキャデラックより)
とした「リプリーの信じようと信じまいと!」ですね。想像力豊かでいろんなことを信じるように生まれついていたキング少年に、信じることの価値を教えた本の映画化です。

映画"1408"の原作「一四〇八号室」は、短編集「幸運の25セント硬貨」に収められています。

映画"1408"official site/オフィシャルサイト

"Ripley's Believe It or Not!"Ripley Entertainment Inc.のサイト