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2010年1月6日水曜日

スティーヴン・キングは「シャイニング続編 Doctor Sleep」を書く模様

スティーヴン・キングの公式サイト StephenKing.com で行われていた、「『ダーク・タワーの新作』と『シャイニング続編』のどちらを先に読みたいか」をたずねるアンケートに関連して、スティーヴン・キングのアシスタントがキング公式サイトの掲示板に「スティーヴは両方とも(『ダーク・タワー新作』も『シャイニング続編』も)書く」と投稿しています。


アンケートは、2010年1月1日に投票を締め切られました。1万1117の投票が行われた結果、
5574票「シャイニング続編 Doctor Sleep
5543票「ダーク・タワー新作 Dark Tower: The Wind through The Keyhole
と「シャイニング続編」がわずかに31票上回りました。


上の結果は StephenKing.com のトップページのものですが、アンケートは同時に StephenKing.com の掲示板(書き込みにはログインが必要)でも行われていました。この掲示板での結果は次のとおり。

総投票数 556
287票(52%)「シャイニング続編」
269票(48%)「ダーク・タワー新作」

掲示板でも「シャイニング続編」により多く投票されました。この掲示板で、スティーヴン・キングのアシスタント、マーシャ・デフィリッポは「私が理解するところではスティーヴは両方とも書くはずだが、彼は『ファンはどちらを先に読みたいのか』を知りたがっている」と投稿しています。


「スティーヴは両方とも書く」とのこと。「シャイニング続編」の執筆についてここまで前向きな言及はこれが始めて。ダーク・タワー新作については、09年11月に「早ければ8ヵ月後に書き始める」と発表されています。ただし今回のアンケートの結果を受けて、キングが「ダーク・タワー」より「シャイニング続編」を先に書くのかは不明です。


以下ネタバレ注意(ほぼ過去記事どおり)。

シャイニング続編 Doctor Sleep は次のような内容(キングが Doctor Sleep について語った、昨年09年のミネソタ州やカナダ・トロントでのイベントに参加した人のブログなどを総合すると)。

「シャイニング」でホテルと父親から生き延びた「ダニー・トランス」は現在40歳。「輝き(Shining)」の力を使って、勝ち馬を選び、競馬で金を稼いでいる。同時に、高齢者の終末期を支えるホスピスでも仕事をしている。ダニーの特別な能力を同僚も認めており、入所者(患者)が最後のときを迎えると、ダニーが呼ばれる。ダニーは患者の手を握り「心配ない、大丈夫だよ」と声をかけながら、「輝き」を使って、苦しまずあの世へ行けるように手助けをしている。

また「ダーク・タワー新作」Dark Tower: The Wind through The Keyhole は、
キングが構想を明かしたトークイベント TIMES TALK に参加した人物によると、新作は第4部「魔導師と水晶球」と第5部「カーラの狼」の間の出来事についてのもので、主要な登場人物(ローランドたち)を直接扱ったものではないとのこと。ただし、「ローランドとカスバートは登場する」とキングは書いています。

過去記事:
The Dark Tower 4.5
スティーヴン・キングは「シャイニング」続編を書いていません
どっちを先に読みたい? 「シャイニング」続編と「ダーク・タワー」新刊

2009年12月3日木曜日

どっちを先に読みたい? 「シャイニング」続編と「ダーク・タワー」新刊

スティーヴン・キングが自身の公式サイトで、「シャイニング」の続編 Doctor Sleep と「ダーク・タワー」の新刊 Mid-World Book のどちらを先に読みたいか投票して欲しいと呼びかけています。

投票はオフィシャルサイトのトップページ左下から

Vote for Stephen King's next book
  • 来年新刊が出る予定でいい出来だ。
  • ダーク・タワー新刊(主役ではないが、ローランドとカスバートは登場する)とシャイニング続編「ドクター・スリープ」について Under the Dome プロモーションツアー中に話したが、どちらを先に読みたいと思うか投票して欲しい。
とのこと。投票は2010年1月1日まで受付。(ダーク・タワー新刊か「ドクター・スリープ」のどちらかが来年出版されるわけではないです)


投票結果によってどちらを先に執筆するか決めるということではないと思うけど、どうなんでしょうね。「ドクター・スリープ」は書く気があるようで嬉しいです。

ちなみに私が投票したところ次のような結果であり、まったく互角です。
Stephen King's next book poll result


過去記事
スティーヴン・キングは「シャイニング」続編を書いていません
The Dark Tower 4.5

2009年11月26日木曜日

スティーヴン・キングは「シャイニング」続編を書いていません

米 Entertainment Weekly 誌のサイト、EW.com は、シャイニングの続編 Dr. Sleep について、スティーヴン・キングからの eメールを引用しています。記事によると、キングは「おそらく今後も書くことは無い。しかし『おそらく』であって、『絶対に』ではない」としています。

Stephen King on proposed 'Shining' sequel: 'People shouldn't hold their breath'

「すばらしい考えだが、今すぐ取り掛かることは出来ない。だから読者は期待して待っていてはいけない。シャイニングの続編 Dr. Sleep / ドクター・スリープを書きたいとは思っている。(シャイニングの続編があるとしたらどんなものになりそうかを明かした)トロントのイベントでは『おそらく書くことはない』と話したが、しかし『おそらく』と『絶対に』とは違う。だからもしかすると」とのこと。


キングは Under the Dome のプロモーションツアー終了後に(つまり今ぐらいから)何かの小説に取り掛かると以前話していましたが、メールの文からすると「ドクター・スリープ」ではないですね。おそらくその後に「ダーク・タワー」第8巻を執筆する予定で、さらにピーター・ストラウブとの共著「タリスマン」シリーズ第3作も「2年以内に」取り掛かりたいと話しています。だから「シャイニング」続編があるとしても 2、3年以上先のことかと。そんなに長い間「息をとめて待って(hold their breath)」いたら死んでしまいますからゆっくり待ちましょう。


それとシネマトゥデイは11月26日の記事「スティーヴン・キングが『シャイニング』の続編を執筆!続編も映画化か?」で次のように書いています。
カナダ・トロントのキャノン・シアターで新作小説「アンダー・ザ・ドーム」(原題)を披露したキングが、「シャイニング」の続編の執筆を夏から開始していることを明らかにした。
しかし、EW.com へのメールからは今も執筆中ということはないはず。もちろん完成してもいないはずです。トロントのイベントでデヴィッド・クローネンバーグから「過去の作品の登場人物についてその後どうしているだろう、と考えることはある?」と聞かれて話したのが Dr.Sleep なわけですが、シネマトゥデイの記事にあるとおりに Dr. Sleep を今年夏から書き始めているというのではなくて、「ダニー・トランスのその後」について今年夏に考えたのが Dr. Sleep だ、ということかと思います。


ちなみに、過去記事からの引用ですが、Dr.Sleep は次のような設定。
「シャイニング」でホテルと父親から生き延びた「ダニー・トランス」は現在40歳。「輝き(Shining)」の力を使って、勝ち馬を選び、競馬で金を稼いでいる。同時に、高齢者の終末期を支えるホスピスでも仕事をしている。ダニーの特別な能力を同僚も認めており、入所者(患者)が最後のときを迎えると、ダニーが呼ばれる。ダニーは患者の手を握り「心配ない、大丈夫だよ」と声をかけながら、「輝き」を使って、苦しまずあの世へ行けるように手助けをしている。