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2009年10月10日土曜日

「悪霊の島」のトリビア

すこし忙しくてまだ「悪霊の島」の上巻も読み終わってないのですが、発売から2週間もたっていることですし、読み終わっている人向けに小ネタをひとつ。訳者の解説とかぶっていたらごめんなさい。

広告の下に続きます。いちおうネタバレ注意。



「悪霊の島」は Duma Key の日本語訳ですが、Duma Key の発売後に「主人公、エドガー・フリーマントル(Edgar Freemantle)の姓が、『ザ・スタンド』の"マザー"・アビゲイル・フリーマントルと同じだけど、ふたりに何か関係があるの?」という質問が StephenKing.com の掲示板に投稿されました。

で、キングの回答がこちら。

I recently sent this thread to Steve to read and he asked me to post this message:

Several astute readers have commented on Edgar's last name. The answer is yes, of course he is related to Abagail Freemantle. He is in fact her great-great-grandson. (One has to remember, however, that the Abagail Freemantle readers know existed in an alternate Stephen King universe....call in the Stand-verse.) He has no idea of his Afro-American heritage.
Steve

何人もの注意深い読者からエドガーの姓について質問をもらった。答えはもちろん「イエス」だ。彼とアビゲイル・フリーマントルとの間に関連はある。エドガーはアビゲイルの孫の孫だ(ただし読者の知るアビゲイル・フリーマントルは私の創造したもうひとつの世界、スタンド・ヴァースに存在していたことに留意してほしい)。エドガーは自分に伝わった黒人アメリカ人の系譜について何も知らない。


というわけで、エドガーは(私たちの知らない)マザー・アビゲイルの子孫だそうです。

2009年6月15日月曜日

2008年ブラム・ストーカー賞2部門受賞

2008年に出版されたホラー作品が対象となる、2008年ブラム・ストーカー賞が発表されました。スティーヴン・キングは、Novel 部門を Duma Key で、Fiction Collection 部門を Just After Sunset で受賞しました。

The 2009 Stoker Awards Weekend

ブラム・ストーカー賞は、アメリカのHWA(Horror Writers Association ホラー作家協会)が主催。

キングはこれまでに「ミザリー」や「グリーンマイル」などで、ブラム・ストーカー賞を複数回受賞していますが、同一年に2部門受賞するのはこれが初めてかな、と思うのですが、確証はないです。過去の受賞作はこのリンクから、左のサイドバーの What is a Stoker をクリック、さらに一番下のリンクをクリックすると見れます。

Lilja's Library によると、キングは授賞式には出席せず、名誉ゲストとして参加していたミック・ギャリスが代わりに賞を受け取ったとの事。

2008年4月15日火曜日

"Duma Key"パッケージツアー

スティーヴン・キングの「Duma Key」の舞台になったフロリダ州サラソタの観光業者がSelf-Guided "Duma Key Tour"を用意してスティーヴン・キングファンを迎える準備をしています。

Stephen King Fans Are Invited To Have A Duma Key Day in Sarasota And Her Islands Florida

Stephen King fans, Sarasota is Destination: 'Duma'|BRADENTON HERALD.com


リテラリー・ツーリズム/literary tourism と呼ばれる観光需要を積極的に取り込もうという試みのようです。リテラリー・ツーリズムとは小説の舞台になった場所を訪れる観光スタイルのことで、「ダ・ヴィンチ・コード」にでてきたパリの教会などを訪れる観光客が激増、というのが代表例です。観光ではないけど日本人の場合、スティーヴン・キング作品を読んでリコリスキャンディーを食べる、という体験を求めるのも似たような例でしょう。


"Duma Key"ツアーは、15パーセントオフの宿泊料金、食事代、50ドルの買い物券、そしてなぜか"Duma Key"のハードカバー(このツアーに行く人なら既に持ってるでしょう)をプレゼント、というのがパッケージの内容です。詳細は上のリンクをどうぞ。少し古い記事なのか既に終了しているらしいプレゼント企画へのリンクなどもありますが。

このプロモーションを企画した観光協会のVirginia Haley さんは「キング氏が街を歩いているところを見かけることもあります」とコメントしているが、キングがフロリダで過ごすのは冬の半年弱の間だけ。このパッケージが9月末や11月末までしか提供されていないのだからあまり売り文句にはならないですね。


でも観光協会のサイトを見るときれいなリゾートで行きたくなる。ちなみに"Duma Key"の主な舞台である"Duma Key"は架空の島であり存在しませんが、小説に登場するレストランや美術館などは実際に存在するようです。


あと、ミストの試写会情報。
東京4月28日(トークショー付きプレミア独占試写会)
ハリウッドチャンネル
東京5月2日
ミステリチャンネル
チャンネルNECO
Gyao
アスパラクラブ
その他試写会クラブ

大阪4月28日
Osaka CityWeb
スティーヴン・キング「ミスト」大阪試写会4・28(日)
その他試写会クラブ

北海道4月30日
HTB

愛知4月30日
名古屋テレビ【メーテレ】


福岡5月2日
RKBテレビ
など。
抜けているのもあるでしょうが網羅性に自信あり、です。

2008年4月14日月曜日

Duma Key 2008年第1四半期は13位

USA TODAY が2008年1月-3月の書籍売上ランキングを発表、スティーヴン・キングの最新刊 Duma Key は、13位にランクインした。

Book buzz: Jhumpa Lahiri makes a jump-USATODAY.com

13位と良く売れたようです。年間リストではどれぐらいに来るでしょうか?


まあ、ここは Duma Key より1位の A New Earth の方が注目に値するかと。A New Earth は(たぶん)2005年発売だが、オプラ・ウィンフリーがオススメの本を紹介する Oprah Book Club で今年1月に取り上げられてからバカ売れ。USA TODAY's Best-Selling Books list では9週連続1位を記録。2008年1月-3月では2位のジョン・グリシャム著 The Appeal(1月29日発売)の3.7倍売れたようです。

Oprah Book Club が A New Earth を取り上げた件については、
オプラ・ウィンフリー・ニュース-ランダムウォークな日々
が面白いのでどうぞ。

ちなみに、「ランダムウォークな日々」さんとは相互リンクしていただきました。洋書の情報が楽しいブログです。

あと、ITARU'S NIGHT SHIFT さんとも相互リンクしていただきました。キング作品の読みごたえのある解説がこれだけまとまって読めるのは(特に最近の作品は)ここだけでしょう。

2008年3月26日水曜日

Stephen King's big year - NZ Herald

ニュージーランド・ヘラルドに3月21日に掲載された記事です。"Duma Key" が中心の記事ですが、ニュージーランドでは1月24日に"Hodder & Stoughton Ltd; Australia/New Zealand/Airside Ed版" の"Duma Key"が出版されているので、なんでいまごろなのかという気はします。

Stephen King's big year - NZ Herald

でも記事のはじめの以下の部分が面白かった。
This is an auspicious year for Stephen King. The master of horror turn 60 in September and is in the awkward yet proud position of perhaps eventually being eclipsed by his son, Joe Hill, whose magnificent debut Heart Shaped Box was probably one of the best reads of the past year.


"eclipsed by his son" なんて書かれて"Old Men"扱いされてる(笑)。←わたしも"www"で大笑いを表すのが恥ずかしい程度にはOld Men だが。

余談ですが、上の記事につけられている写真はスティーヴとタビサの2ショット。バンに跳ねられた後、スティーヴン・キングがまだ杖を使っている時の写真。二人の写真は探せばネット上にいくらでもあるでしょうが、目にするのは結構珍しいんじゃないでしょうか。

さらに追記
先日のエントリーで、3月25日発売のPLAYBOY日本版2008年5月号に「スティーヴン・キングが選んだ最近の映画ベスト10」が掲載される予定とお伝えしましたが、掲載されませんでした。

それなら、来月号かというとそうでもなさそうで少なくとも予告はマガジン、ウェブサイトのどちらにもありません。いつか掲載される事があるかも不明。

ちなみに、PLAYBOY日本版2008年5月号の91ページにブラッド・レンフロが「ゴールデンボーイ」に出演していた事がチラッと書いてありました。「ゴールデンボーイ」というタイトルやスティーヴン・キングの名前は書かれていなかったけど。

2008年2月6日水曜日

Duma Key Australian Ad

Stephen King's DumaKey
スティーヴン・キングの"Duma Key" のオーストラリアでの宣伝ポスターの画像を見つけたのでどうぞ。

Coloribus.com:Print "Stephen King Duma Key"

ポスター右下に書かれているのは、
"no one gets inside your head like stephen king"
であり、スティーヴン・キングが耳の奥に潜んでいます。


オーストラリアだから、ポスターの"Duma Key" も英国版が使われています。

2008年2月5日火曜日

book excerpts:"Duma Key" By Stephen King

2008年2月1日、"The Denver Post" に"Duma Key" のexcerpt が掲載されました。

1月22日、msnbc にも、Excerpt: Stephen King's 'Duma Key' が掲載されましたが、今回の"The Denver Post" は、その2倍弱の分量があります。是非ご覧ください。

book excerpts: "Duma Key" By Stephen King by The Denver Post

2008年2月1日金曜日

"Duma Key" 初登場第1位!

2008年1月22日にアメリカで発売されたスティーヴン・キングの"Duma Key" が、USA TODAY の書籍売上週間ランキング(1/21-27)で第1位になった。(2008年1月31日付 USA TODAY Best-Selling Books Database )

おなじUSA TODAY の Book Buzz:King, Saxons and a 'castle' によると、"Duma Key" は、3刷までで955,000部刷られたようである。(さらに、おなじ記事には、ジョン・グリシャム/John Grisham の"The Appeal" が1月29日に発売になり、こちらは既に280万部刷られているため、来週も"Duma Key" が1位に座り続けるのは難しいのではないか、と指摘されてる。)

2008年1月29日火曜日

Stephen King at 60: Bangor author talks politics, health, and his new book


2008年1月19日、スティーヴン・キングのインタビュー記事が"Bangor Daily News" に掲載された。記事のタイトルは、
Stephen King at 60: Bangor author talks politics, health and his new book。右の写真は(クリックすると大きくなるが)、"Duma Key" アメリカScribner社版のカバー画にキングの写真を重ねたもの。

記事の中身をいくつか紹介すると、
人間60歳になると自分がもう中年とはいえない、ということを認めざるを得なくなる。わたしが鏡のなかに見る自分は今まで見てきたのとおなじ自分だ。わたしはまだそこにこどもの姿を見る。だが他人にはもっと年取った人間に見える。わたしが映画館に行ったときは、売り場の女性が「高齢者割引を使うか?」と訊いてきた。それは何歳から適用されるのか聞くと、「65歳から」だ。「じゃあ、まだだね。ありがとう」と答えたよ。

そりゃもう若くは無いけど、65歳かも、と思うほど年取ってるようには見えないが。

キングは現在、バンゴア地域で暖房を必要とする人たちへの慈善活動をしている。それが「そこに穴のあいたバケツに水を注ぐようなもの」だとしても。キングは自分の才能がもたらした幸運に感謝していて、「わたしはFranklin’s Laundry"で時給1ドル60セントで働いていた事を覚えている。だから、なんであれ誰かを助ける事が出来るのはすごい事だ」と話した。

キングが若い頃は苦労して、キャリーが売れる前は、「もう、作家になろうなんて馬鹿な考えはやめよう」
と思っていたわけですが、世界で最も売れる作家の1人になったいま、こうして富を使ってくれるのはファンの一人としてうれしくおもいます。

また、民主党の上院議員候補、およびオバマ大統領候補の応援を応援しているという話のあと、この記事でも新しい短編集の話になります。これによると、キングは短編集を、"come out this fall or next winter." ごろ出したいと考えているようです。以前の米TIMEとのインタビュー"King's New realm" では、「今年の秋か来年の春」と、少し半端な時期が示されていましたが、とりあえず2008年10月頃から2009年3月頃までに、ということでしょうか。

最後にキングはふたたびメイン州を舞台にした長編を書いているそうです。

(2008年2月8日追記)短編集は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。

2008年1月27日日曜日

'Duma Key' finds Stephen King stepping into his own life" -USA TODAY

スティーヴン・キングのインタビュー記事がUSA TODAY で公開された。記事のタイトルは、"'Duma Key' finds Stephen King stepping into his own life"


「郵便受けぐらい大きなツララだね」というのが、「あなたの小説でもっとも恐ろしいシーンは何か?」と尋ねられたときのキングの答え。ただ、これはキングが実 際にあったことを答えたんですね。キングがこの大きなツララを見たのは、コーギー犬のMarloと、氷雨の中、散歩していたときのことで、木からこのつららが、Marlo の近くに落ちてきた。犬に直撃していたら、死んでたかもしれないデカイ氷柱が。で、家に帰ると、妻のタビサに、「いったいなんでこんな所で過ごすんだ」と 話し、これがきっかけで(冬は)フロリダに行くことになった、という話から記事は始まる。


記事は、キングの1999年の事故と、"Duma Key" の主人公、エドガー・フリーマントルの相似(片腕を失うなど、キングよりひどい事故にあう)にふれた後、キングが"Duma Key" を書くきっかけになった出来事の話に移る。

そ れは5年前の事、フロリダでの散歩中、「Caution: Children.子供に注意」の警告(たぶん)を見たとき、突然「手を繋いだ2人の死んだ少女」のイメージが浮かんできた。キング は書き止めはしなかったが、そのイメージはいつまでも消えることなく心の中に居座り続け、"there could be a story here." と常に語りかけてきたらしい。

この2人は、キングがイメージしたそのままでは"Duma Key" に出てこないが、「あのイメージが私をスタートさせたんだ」とキングは語っている。


また、"Duma Key" はフロリダが舞台になったキングの初めての作品だが、キングはフロリダを舞台に書く事をためらったようだ。というのも、「フロリダで育ち、自分よりここの事を良く知っているいい作家がたくさんいるから」、と。だから、"Duma Key" では、主人公のエドガー・フリーマントルを、別の場所(ミネアポリス)からの移住者である、という設定にした。そうすれば、「彼はわたしと同じアウトサイダー」だから。


ここで記事は、"Duma Key" の話から外れて、批評家の話に移る。キングは、"Duma Key" のレビューの多くが好意的であることを認めてこう述べている。「最近では、多くの批評家がわたしの作品を読んで育ってきた。私の書いたものすべてを酷評してきた古い批評家たちの大部分は、もう既に引退したか死んでいる。若いときにわたしの作品を読んだ新しい世代の批評家達は、より共感的な読者のようだ。」


記事は、ジョー・ヒルオーウェン・キングに 「自分達の事をあまり話さないで欲しい」と頼まれているという話、また2003年に受賞したthe National Book Awards にふれたあと、キングの次の本が短編集になるだろうと紹介している。この短編集の話は以前"2008年秋に新しい短編集か?"でも触れたが、タイトルは依然として決定していないようで、キングはこの短編集を、Unnatural Acts of Human Intercourse と呼びたいようです。

しかし、「手を繋いだ2人の少女」とは、"Duma Key" のポスターコンテストの最終選考に残ったMark hammermeister のポスターデザインはピッタリじゃないか。

(2008年2月8日追記)短編集"Unnatural Acts of Intercourse" は、2008年2月6日、スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに正式なタイトル"Just Past Sunset" が掲載されました。詳しくは、スティーヴン・キングの新しい短編集"Just Past Sunset" をどうぞ。

2008年1月25日金曜日

"Duma Key" ポスターコンテスト優勝者決定!


Hodder & Stoughton 社の主宰する、スティーヴン・キングの新作"Duma Key" のポスターコンテストの最優秀作品が決定し、ホームページで公開された。

このポスターコンテストは、"Duma Key" のイギリスで使用される宣伝ポスターのデザインを一般から公募したもので、応募は昨年12月7日に締め切られていた。このコンテストのすべての応募作品は、スティーヴン・キングの編集者 と、Hodder&Stoughton社のスティーヴン・キング担当者による審査員によって予備審査され、ここで選ばれた優秀10作品が、スティーヴン・ キング本人に渡され、スティーヴン・キングが最優秀者を選出した。

最優秀作品には、 "Brice Leclert" 氏と、"Iain Wilson" の2人の作品が選ばれた。この2作品は、最終選考に残ったほかの8作品とともに、
http://www.stephenking.co.uk/default.aspx
で見られる。

最終選考に残った10人には、表紙に自分の名前が入った特別装丁版の"Duma Key" が送られます。それに加えて、最優秀の2人には、実際に使われるポスターも送られます。...羨ましい。

わたしは、"Iain Wilson" 氏と"Janka Ptacek" 氏の作品が特に気に入りました。

2007年11月17日土曜日

'Duma Key'のポスターコンペティション続報



昨日お伝えしたとおり、スティーヴン・キングの新作 'Duma Key' の広告に使われるポスターのデザインコンテストが開催されている。応募締め切りは、2007年12月7日まで。このコンテストの最優秀作品は、2008年 1月発売の'Duma Key'のポスターに採用され、イギリスの地下鉄やイギリス国内のその他の場所で利用される。

詳細は、Hodder & Stoughton/Stephen King Duma Key をどうぞ。といっても、今はアクセスが集中していて、全く見れません。

英語が苦手な人のためにと思って、このサイトについて、途中まで和訳して下書きとして保存しておいたものがあります。サイトが見れない今なら、途中まででも、お役に立てるかと思うのでこのまま公開します。

最善を尽くしましたが、訳の誤りなどにより被害が生じてもその損害は補償できません。英語が全く駄目な人が、このコンテストの概要をつかむためにご利用ください。応募する方は、ご自分で確認して応募してください。



Stephen King Duma Key/Home

新作 'Duma Key' のポスターをデザインしよう

Hodder & stoughton 社は、2008年1月に発売されるスティーヴン・キングの新作 'Duma Key'の販売(に利用する)キーコンポーネントをデザインする機会を提供します。

私 たちは、スティーヴン・キングの新作 'Duma Key' のテーマに触発されて、'Duma Key'の出版の広告に使うポスターを皆さんにデザインしてほしいと考えました。本の表紙画像、規則とガイドライン、私たちが求めているアイディア--- ポスター作成に必要な要素はすべて用意しました。あとは、皆さん次第です。


Stephen King Duma Key/ABOUT THE COMPETITION

ポスター・デザイン・コンペティション

'Duma Key'は、異常な事故で片腕を失い、その後フロリダ州西海岸沖のDuma Keyに新しい生活を求めて移住した男、Freemantleの話です。この野生で不毛な場所で、Freemantleは新しい家から見た夕陽をきっかけ に、絵を描くすばらしい才能を自分のうちに発見します。しかし、彼の絵は、だんだんと買い手の未来を予測する、危険なものとなったのです。もはや彼の唯一 の選択肢は、Duma Keyに巣くう秘密を解き明かすことのみ。

このコンテストのすべての応募作品は、スティーヴン・キングの編集者 と、Hodder&Stoughton社のスティーヴン・キング担当者を含む審査員によって審査されます。ここで選ばれた優秀10作品が、スティーヴン・ キング本人に渡され、スティーヴン・キングが最優秀者を選びます。

最優秀デザインは、2008年1月に'Duma Key'の広告に使うポスターになり、イギリスの地下鉄や、イギリスの至るところで使われます。優秀10作品のデザイナーにはそれぞれ、表紙に名前入りの 'Duma Key'限定版が進呈され、最優秀者にはさらに、そのデザインを使用したポスターの完成版が贈られます。

今回のコンテストは、現代最高の作家の1人であるスティーヴン・キングによる、2008年最も期待されて待たれている小説の出版に直接かかわることが出来るというめったにない機会です。

さあ、急いで参加しましょう。


Stephen King/ENTER THE COMPETITION

わたしたちの'Duma Key'コンペティションに参加ありがとうございます。これは世界で最も有名な作家のマーケティングに直接関われるまたとない機会です。

2008 年1月に出版されるスティーヴン・キングの 'Duma Key' のポスターをデザインしてください。以下のリンクからこの小説のあらすじをご覧になれます。この文章が含まれるファイルにあなたが参加するに必要なものは すべて揃っています。まずは2つのことを心に留めておいて下さい。

ポスターにはかならずpackshots (3つの本の画像が与えられている)を掲載(メインに据える?)してください。スティーヴン・キングは世界で最も人気のある作家の1人であり、彼の非常に 多くのファンはその新作の情報をすごく知りたがっています。本自体がポスターに掲載されていれば、すべての人が何についてのポスターなのか理解しやすくな ります。

また、Hodder & stoughton社のロゴマークもポスターの右下に必ず入れてください。

条件はこれだけです。

こ こから先はあなたにお任せします。あなたのポスターは、本そのものと巧みで面白いワクワクさせるような文章だけというシンプルなものでも、革新的で想像力 溢れる複雑なデザインでも、あなたがベストだと思う方向で構いません。私たちは、創造性と、スティーヴン・キングとその著書'Duma Key'に対する理解とが組み合わさったものを期待しています。

技術的にいくつかのシンプルな基準があります。ポスターデザインは高さ 229mm、幅458mmで少なくとも300dpi以上の解像度にしてください。ただし、一次審査のエントリー時に送信できるのは、low-res PDFで10メガバイト以下に解像度を落としたものです。この決まりをおろそかにしてこのめったにない機会をふいにしないでください(あるいは、フォトショップに詳しくないからといって参加をあきらめないでください、か?)。技術力は審査の重要な基準ではあり ません。私たちが求めているのは、ベストなアイディアと、ポスター媒体のベストな利用だけです。

以下のフォームからあなたの作品を送信してください。www.stephenking.co.uk/competition_form.aspx 送信する前に、the terms and conditionを読んでください。

お送りいただいたポスターは、Hodder&stoughton社が審査し、優れた10作品を選びます。その中から最終的な最優秀者が、スティーヴン・キングによって選ばれます。優勝者には決定後連絡がなされ、このwebsite上で発表します。

頑張ってください。成功を祈っています。

SPEC
  1. 229mm (h) x 458mm (w)
  2. 審査上の都合から10メガバイト以下の low-res PDFを送信してください
  3. 最終審査時には300dpi以上のより解像度の高いファイルを送付いただきます。
  4. 作品に利用する画像は、あなたのオリジナルかまたは、自由に利用できる(Royalty free)著作物にかぎります。


訳で出来ているのはここまでです。一番重要と言ってもいいThe terms and conditionと3枚のpackshotsはコピーをとっていないのでありません。packshotsは、右上の画像が表紙に印刷された本を、それぞれ異なった角度で傾けた本の3枚の画像です。ただ、これで大体のところはつかんでいただけるかと。terms and conditionも常識的な内容で、こういう一般参加を募るコンテストによくあることを書いてあるだけでした。あなたの作品がこちらに届いたか確認の連絡を取ってこられても答えられない、とか、最優秀作品を利用することに対する金銭的な謝礼はない、とか
あとは、

Stephen King Duma Key/SYNOPSIS

もあります。

スティーヴンキングの話:新作'Duma Key'のポスターデザインコンテスト開催

Amazon.co.jp:Stephen King:Duma Key
このリンク先の表紙画像は、アメリカScribner社版'Duma Key'のものです。今回のコンペティションは、イギリスHodder&Stoughton社が出版する'Duma Key'について行われます。そのHodder&Stoughton社版の表紙は、右上の画像です。

ANAホテルズ

2007年11月16日金曜日

新作'Duma Key'のポスターデザインコンテスト開催

スティーヴン・キングのオフィシャルサイトに、UK Design Contestという新しいエントリーがありました。


スティーヴン・キングの新作 'Duma Key' の広告に使われるポスターのデザインコンテストが開催されている。応募締め切りは、2007年12月7日まで。このコンテストの最優秀作品は、2008年 1月発売の'Duma Key'のポスターに採用され、イギリスの地下鉄やイギリス国内のその他の場所で利用される。

'Duma Key'の主人公が、移住をきっかけに、絵を描く才能を開花させた男ということで、一般からの参加を募るコンテストを開く、ということのようですね。10名の優秀者には自分の名前入りの'Duma Key'がプレゼントされると。キングファンにはたまりませんね。

スティーヴン・キングの新作の広告に使われるというのは、商業デザインなどを仕事にしている人やそれを目指す学生さんにとっては、すごくいい機会でしょうね。日本人でもチャレンジできそうですよ。応募フォームには、国を記入する欄がありますから。

詳細は、Hodder & Stoughton/Stephen King Duma Key をどうぞ。

英語が苦手な人のために明日にでも和訳した文章を載せようと思います。コンテストの大体をつかめるものにはします。



また同じサイトに、'Duma Key'のSYNOPSISも掲載されています。

Stephen King Duma Key/SYNOPSISより引用

Edgar Freemantle reaches a T-junction in his life's journey when a freak accident costs him his arm... and his marriage. He takes the turning marked Florida - home, as they say, of the newly wed, or nearly dead.

But rather than choosing a typical holiday location, Freemantle is drawn to a beautiful, eerily remote stretch of land off Florida's West Coast: Duma Key, a tangle of banyans, palms and pines next to a deserted beach - uninhabited bar a few houses owned by an old lady named Elizabeth, once a famous patron of the arts.

Encouraged by his youngest daughter, Freemantle discovers a unique talent for painting, starting with the fabulous sunsets. But soon he finds himself experiencing weird phantom pains in his missing arm. And something strange and disturbing is happening with his pictures: they are becoming predictive, even dangerous to those who buy them.

Freemantle must team up with his fellow resident, Wireman, to chart his way through the increasingly disturbing mystery of Duma Key, where out-of-season hurricanes tear lives apart and a powerful undertow lures lost and tormented souls. Eventually, they will have to discover what really happened to Elizabeth's twin sisters, who disappeared in the 1920s - and the haunting secret to which this strange old lady holds the key.

Duma Key is a mesmerizing and compelling story about friendship, and the bond between a father and his daughter. It is also about the power of memory and truth, art and nature.


Amazon.co.jp 'Duma Key'これはアメリカ中心に販売されるScribner社版。
Amazon.co.jp 'Duma Key'こちらがイギリスで販売されるHodder&Stoughton社版です。

スティーヴンキングの話:'Duma Key'のポスターコンペティション続報

2007年10月20日土曜日

"Duma Key"日本国内の発売はいつ?

キングのオフィシャルサイトのトップページに、U.S. release Date:January 22, 2008 とある"Duma Key"ですが、Amazon.co.jpを調べて気になったことがあります。"Duma key"のハードカバーには出版社が異なる2種類が用意されていて、Scribner社刊のDuma keyの発売日が、2008年1月8日と記されているのです。もう1社の、イギリスの出版社Hodder & Stoughton Ltd社版の発売日は、2008年1月24日です。
各国のAmazonのサイトを調べてみると、

アメリカ Scribner版が1月22日、Hodder & Stoughton Ltd版が1月24日
カナダ Scribner版が1月22日、Hodder & Stoughton Ltd版はなし
ドイツとイギリスと日本 Scribner版が1月8日、Hodder & Stoughton Ltd版が1月24日
となっています。
日本のAmazonの、Scribner社版のDuma keyの商品詳細ページには、”発売日 2008/1/8"と明記してあります。

私は出版事情に詳しくないのでよくわかりませんが、北米以外では、Scribner社版がアメリカ本国より早く手に入るのかもしれません。